日本橋本石町(にほんばしほんごくちょう)は、東京都中央区の地名で、旧日本橋区にあたる日本橋地域内である。江戸時代には金座が置かれており、現在は金座跡地に日本銀行が所在し、古今を通じて日本の金融を代表する町として知られている。日本橋川のある南から順に、一丁目から四丁目が並ぶ。日本橋地域の最西端に位置し、千代田区(内神田・大手町・鍛冶町)との区境にあたる。この地はもと石町(こくちょう)と呼ばれていたが、寛文年間に神田に新石町(しんこくちょう : 現在の内神田三丁目付近)が出来たので本石町と呼ばれるようになった。石町という町名は、古くは米穀商が多く集まっていたことから穀類を数える単位の石に由来するとされる。一丁目から四丁目まであった(ただし町域は現在とは異なる)。江戸時代には三丁目に市中に時を告げる時の鐘が置かれ、またその近くにあった長崎屋は長崎から将軍謁見のために来るオランダ商館長カピタンの定宿とされた。二丁目と三丁目のあいだ近くにあった十軒店には、毎年桃の節句や端午の節句になると人形の市が立ち、年の暮れには同所で破魔矢羽子板を売るなどしてたいそう賑わったという。昭和7年(1932年)、関東大震災後の区画整理により本石町は従来からの町域を変更することになり、この時周辺にあった金吹町、北鞘町、本革屋町、本銀町、本町、本両替町などの町域全部または一部を合併し、現在の本石町一〜四丁目となっている。なお十軒店は現日本橋室町三丁目の一部に当たる。
出典:wikipedia
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