イシカワガエル("Rana ishikawae")は、アカガエル科ニオイガエル属に分類されるカエル。日本(奄美大島、沖縄島北部)固有種体長オス8.8-10.6センチメートル、メス10.5-11.7センチメートル。頭部は大型だが、体型はやや細い。背面の皮膚は円錐形の大型隆起や顆粒状の小型隆起で覆われる。背面の体色は緑色(沖縄島)や黄緑色(奄美大島)で、黒褐色や紫褐色の斑紋が入る。腹面の体色は白く、網目状に黒褐色の斑紋が入る。指趾の先端は吸盤状で、趾の間には水かきが発達する。奄美大島の個体群と沖縄島の個体群では形態や核型が異なるとされる。山地にある森林内を流れる渓流の周辺などに生息する。夜行性で、昼間は岩の割れ目などで休む。食性は動物食で、昆虫、ザトウムシ、多足類、甲殻類などを食べる。繁殖形態は卵生。沖縄島の個体群は1-2月、奄美大島の個体群は4-5月に源流の近くにある岩の下や隙間、斜面地下にある伏流水が溜まった穴などに約1,000個の卵を産む。幼生は8月に変態し幼体になるが、一部は翌年の5-6月に変態する。開発による生息地の破壊などにより生息数は減少している。1985年に沖縄県の、2003年に鹿児島県の天然記念物に指定されている。
出典:wikipedia
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