『宇宙水爆戦』("This Island Earth")は1955年に製作されたアメリカ映画。若いが優秀な原子物理学者カル・ミーチャム博士は、差出人不明の小包を受け取り、現代科学を越えた通信装置インターロシュターを組み立てる。興味を持ったミーチャムはその指示に従い、迎えに来た無人飛行機に乗った。到着した所には、女性科学者のルース・アダムズ博士の他、優れた科学者たちが何人もいた。彼らを呼び寄せたのは、エクセターと名乗る不思議な人物である。実はエクセターはメタルーナという惑星の科学者であった。メタルーナ星とゼイゴン星は数世紀にわたって戦争を続け、メタルーナ星は不利になりつつあった。エクセターはメタルーナの指導者の命令を受け、地球人科学者を新兵器開発に従事させようとしていたのである。感づいたミーチャムとアダムズは他の科学者たちと共に逃げ出そうとするが、2人はエクセターと部下の乗る円盤型の宇宙船に捕らえられ、なかば強引にメタルーナ星に連れて来られた。既にメタルーナ星はゼイゴン軍の水爆攻撃で廃虚と化しており、メタルーナの指導者は、自分たちは地球に移住して地球を支配するとミーチャムらに明かす。それはエクセターすら知らなかった事であった。もちろんミーチャムもアダムズも拒否したが、彼らは精神改造手術で意志を奪われそうになる。しかしエクセターの好意と機転で助けられた。指導者も戦死して、もはやこれまでと判断したエクセターはミーチャムたちを円盤に乗せ、滅亡寸前のメタルーナ星を脱出した。その背後で、メタルーナ星がゼイゴンの集中攻撃を受けて火の玉になるのが見えた。地球への帰還途中、宇宙船内に紛れ込んだ昆虫生物ミュータントに襲われかけるという椿事もあったが、別れを惜しむミーチャムとアダムズを地球に送り届けた後、故郷を失ったエクセターは、炎に包まれた円盤と運命を共にするのだった。
出典:wikipedia
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