フランク・マーシャル（Frank Marshall、1877年8月10日 - 1944年11月9日）は、アメリカ合衆国のチェスプレーヤー。ニューヨーク生まれ。8歳から19歳までカナダのモントリオールに在住した。ポール・モーフィー亡き後、アメリカのチェス界第一人者として注目を集めた。1909年から1935年の間、米国チャンピオンとなった。マーシャルは攻めの達人と呼ばれ、激しいゲームを好み、活気のないゲームを嫌った。ルイ・ロペスの1変化であるモーフィー・ディフェンスの8手目に黒が8...d5と指す手を考案した。マーシャルの考案した手、すなわち1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bb5 a6 4.Ba4 Nf6 5.o-o Be7 6.Re1 b5 7.Bb3 o-o 8.c3 d5をマーシャル・ギャンビットといい、国際大会でよく指されるオープニングとして知られている。

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