富士岡駅(ふじおかえき)は、静岡県御殿場市中山にある、東海旅客鉄道(JR東海)御殿場線の駅である。御殿場市南部の富士岡地区に位置する駅。かつては富士岡村内唯一の鉄道駅であった。御殿場線がまだ東海道本線の一部であった1911年(明治44年)5月に開設された富士岡信号所(信号場)が当駅の前身である。戦時中の1944年(昭和19年)8月に信号場から駅に変更され、旅客営業を開始した。当初は軍関係者のみ利用可能であり、駅から南へ1kmほど行った場所にある陸軍重砲兵学校富士分教場へ通勤・通学する定期乗車券所持者や軍人・軍属専用の駅であった。しかし軍関係者専用駅だった期間は短く、1944年11月には一般客の利用も可能になった。島式ホーム1面2線を持つ地上駅。ホームの東側が下り列車が使用する1番線、ホームの西側が上り列車が使用する2番線である。駅舎は駅構内東側にあり、1番線を跨ぐ跨線橋でホーム北端と繋がっている。駅舎内にはみどりの窓口が設置されている。かつてはスイッチバック式の駅で、御殿場線の単線化後は本線と着発線1線、それに着発線に設けられた単式ホーム1面という構造になっていた。1968年(昭和43年)の電化を期に、勾配上にホームが移設されスイッチバックは廃止された。この時新設された単式ホームは駅舎の北側にあり、1989年(平成元年)に新設された現在の島式ホームとは異なる。当駅は業務委託駅であるため、東海交通事業の係員が駅業務を行っている。ただし、夜間は係員が配置されない無人駅となる。また、管理駅である御殿場駅が当駅を管理している。「静岡県統計年鑑」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。駅前通りを突き当たりまで進んだところに、富士岡バス停がある。
出典:wikipedia
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