『FolksSoul -失われた伝承-』(フォークスソウル うしなわれたでんしょう、北米版タイトル "Folklore" )は、ファンタジーアクションアドベンチャーゲーム。当初はダークファンタジーと銘打っていたが、分かりづらかったため変更となった。孤独な女性エレンはある日、幼い頃死別したはずの母親からの手紙を受け取る。母親の姿を求め「死者に会える」という伝承の残る辺境の寒村・レムリックを訪れた彼女は、同じく謎めいたきっかけによって村へやってきた記者のキーツと出会う。万霊節の夜の不思議な体験によって「異界」と「フォークス」の存在を知ったエレンとキーツは、過去の忌まわしい出来事に触れたがらない住人や何らかの思いを残して死んだ者達と「異界」を通じて接し、レムリックで起きた事件を解明しようとする。「フォークス」と呼ばれる異界の住人の魂を使役し、敵と闘っていく。攻撃によってある程度弱らせると浮き出てくるフォークスの魂「ID(イド)」は、モーションセンサーの動作(SIXAXIS)によって吸収することができる。吸収したフォークスのIDを○×△□の4ボタンそれぞれに割り当て、自由に攻撃を組み立てられる。登場するフォークスは100種類以上で、連打により連続攻撃を叩き込むもの、マシンガンで遠隔攻撃が可能なもの、巨体から強烈な一撃を繰り出すもの、盾やバリアの役割をするものなど、多様に存在する。「ダンジョントライアル」モードでは、本編で入手したフォークスを使い自分でダンジョンを作り、ネットワークにアップロードし他のプレイヤーにプレイさせたり、他のプレイヤーがアップロードしたダンジョンを楽しむことが可能。PlayStation 3のゲームで初めて(当時としては)PlayStation Portableと連動する機能を備えているが、PlayStation Portable用ソフト『Coded Soul -受け継がれしイデア-』(2008年2月7日 発売)が必要である。開発初期のタイトル名は『MONSTER KINGDOM UNKNOWN REALMS(仮)』(モンスター・キングダム・アンノウン・レルム(仮))であった。PlayStation Portableで発売された『モンスターキングダム・ジュエルサモナー』との関連は不明。メインテーマは死後や生死への探求であり、『自分もいずれは死ぬ(消滅する)という事を普段から意識していては、人は恐怖やストレスでおかしくなりかねず、生きていけなくなる。そのため普段はそれらを忘れることで、生きていける』などといった、死生観にまつわる思想的な話が強い。日本国内での初日売上7000本、初週売上16000本。2007年10月現在40348本。物語の舞台はアイルランドの架空の村。死者の声を聞ける万霊節の11月2日とは現在ではハロウィンとも関連するカトリックにおける死者の日のことである(アイルランドは土着のドルイド教とキリスト教を融合したものを信仰している)。妖精に誘われて環状列石(アイルランドで言うドルメン)から生きたままに異界を訪れることもケルトの伝承と一致する。また、作中には死を予告する妖精バンシー、勇者クー・フーリンなど様々なアイルランド伝承からの引用が見られる。異界にもケルトの世界観が用いられ、妖精が住まい永遠の命を生きられる異界「妖精界」(作中ではアイルランド語で妖精を意味する『シー』の呼び名も当てられる)は、ケルトが求めた歓楽の国そのものである。他にも、ストーリーのなかでマヤ(サンスクリット~仏教の王)、ブラフマー(ヒンドゥー教の創造神)などストーリーのなかで様々な宗教的と生死感が登場する。死後の世界とも言われる、幻想的な世界。しかし、忘却という消滅現象が各地で発生している。実際は人々の意識が形作ったものであり、エレン達が異界で手にする過去の情報は当事者であるエレンたちの記憶が呼び起こされたものである。そのため、本人の記憶が間違っていた場合、間違った情報しか得られない。
出典:wikipedia
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