名古屋市立若宮商業高等学校（なごやしりつ わかみやしょうぎょうこうとうがっこう）は、愛知県名古屋市天白区にある市立の商業高等学校。1年次は、6クラス（40人学級）あり、全生徒共通の科目を学ぶ。2年次から「総合ビジネス科」「情報ビジネス科」「会計ビジネス科」と３つの学科に分かれ、それぞれ2クラス設置される。本人の希望と成績で学科が決まる。商業科のため、授業の3分の2と年20時間が普通科の科目、3分の1と年10時間が商業科目を行う。1年次から簿記などを学ぶ。1学年あたりの生徒数は240名であるが、男子は30名程しかいなく9割が女子生徒のため、実質女子高の雰囲気である。体育の授業の関係で、1学年は6クラス中4クラスが女子だけのクラスになる。男子生徒は、2年次以降は大部分が「情報ビジネス科」を選択する。2000年の東海豪雨では天白川の対岸にある桜台高校とは異なり甚大な被害を受けた。バトン部が東海大会では金賞を受賞し、全国大会出場を果たしている。男子生徒は運動系はテニス部のみで、一部の文化部に所属している。そのため、部活動は女子中心に活動している。体育館やグラウンドが比較的ゆとりがあるため、部活動が活発で、朝練や夜遅くまで練習する部も比較的多い。商業科の高校のため卒業生の6割が就職する。不況の影響で進路決定が遅く、3月になって就職先が決まる生徒も少なくなく厳しい情勢である。公務員への就職はほとんどない。3割が専門学校で、1割が大学・短大・看護専門学校へ進学する。進学は、ほぼ全員が推薦入試である。

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