W52SH(ダブリュ ごーにー エスエイチ)は、シャープが日本国内向けに開発した、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話のCDMA 1X WIN対応の携帯電話である。auではW41SH、W51SHに続くシャープ製端末の第3弾、ワンセグ対応機種では第2弾である。『ニュー・コンパクト・スタンダード』および『ホリゾンタル・ビューティー・デザイン』のコンセプトを基に、形状は回転2軸折りたたみ形で厚さ(奥行)17.6ミリの薄型で、シャープ初の非サイクロイド型のワンセグ対応機種となる。また、この機種はワンセグに対応してはいるが「AQUOSケータイ」の愛称は付いていない。W51SHから比べ、地上デジタル音声放送実用化試験の受信機能(2011年3月31日で放送終了)やTV出力が非搭載になっている。また、今までのAQUOSケータイが左側の最端部にワンセグ受信用アンテナを設けているからか、やはりW52SHも回転2軸ながら左側にワンセグ受信用アンテナを設けている。また、液晶は同社の液晶テレビ「AQUOS」で培われてきた技術が採用されており、他社のIPS液晶や有機ELに匹敵する高コントラスト性を持った自社製のモバイルASV液晶の美しさはかなり評価されている。ただし端末本体の薄型化と実用性をバランスよく両立させる理由で同社のお家芸ともいえるベールビュー液晶は本機種には搭載されていない。モノラルスピーカーからステレオスピーカーに変更されている。auのシャープ製機種では定番となった「Task Bar機能」を搭載し、auのシャープ製機種では初めてEZ FeliCaとAF付きカメラを搭載した。またEZ Felicaのアドホック通信機能を利用した最新サービスの「Touch Message」に対応しているほか、新サービスにも対応しているが、W44K IIを除くauの1X WIN対応2007年夏モデルとしては唯一「オープンアプリプレイヤー」に対応していない。デザイン、機能面、使用感にそれぞれ評価が高く、派手さはあまり感じないものの、スリムで落ち着きのあるデザインであり、なお且つバランスのとれたワンセグ対応端末として本来は20~30歳代の女性ユーザー向けの端末として企画されていた。しかし実際に売り出してみると老若男女の幅広いユーザー層から高い人気を得ており、ITmediaのau向けの携帯売り上げランキングでは販売開始直後4位で初登場し、登場2週目以降からは18週に渡り1位を獲得していた。その後しばらくは「EXILIMケータイ W53CA」、「INFOBAR2」、「Woooケータイ W53H」、「W53T」などの機種に1位の座を明け渡し、au向け携帯売り上げランキングの上位10位内に滞在する状態が続いた。そして、およそ3ヵ月後の2008年2月4日~2月10日のau向け携帯売り上げランキングで再び1位になり、3週に渡り1位を維持した。しかし、再び「Woooケータイ W53H」等の後発機種に1位の座を明け渡して次第にランキングの上位10位内から退いた。。なお2010年1月現在、既存のau向けのシャープ製端末からすれば販売台数が最も多い機種であり、au向けの歴代のワンセグ対応端末としても現時点では販売台数が最も多い機種である。同期に発表されたauの2007年夏モデルの「W52SA」および「EXILIMケータイ W53CA」、更に歴代および後発のau向け端末を含めた場合では2005年度のベストセラーモデル「A5509T」や2006年度のベストセラーモデル「W41CA」、2008年度のベストセラーモデル「Woooケータイ W53H」、2009年(平成21年)度のベストセラーモデル「K002」(KY002)、2010年(平成22年)度のベストセラーモデル「beskey」(HIY02)と並ぶベストセラーモデルといえる。2007年10月18日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。2008年4月10日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。2009年2月3日に以下の不具合の修正がケータイアップデートにより行われた。
出典:wikipedia
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