M-3Hロケット(ミュー3エイチ)は、日本の東京大学宇宙航空研究所(後の文部省宇宙科学研究所、現宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所、以下、東大)が日産自動車宇宙航空事業部(以下、日産)と共同で開発し、日産が製造、東大が運用した科学衛星打ち上げ用の3段式の固体燃料ロケット。M-3Cロケットの第一段目を延長して打ち上げ能力の増大を計った。M-3Cの末尾アルファベット「C」が誘導を意味する「Control」の頭文字であるのに対し、本ロケットの末尾アルファベット「H」は高性能を意味する「High Performance」の頭文字から取られている。M-3CとM-3Hは構成上共通点が多く、両者を併せてミューロケットの第二世代と見なされている。M-3Cはかつて打ち上げに失敗した衛星の代替機を打ち上げる必要があったことからM-3H登場後も残され、結果的に運用終了はM-3Hのほうが先だった。括弧内は参考としてM-3Cのもの。
M-3Cと比較して、M-3Hの軌道誤差が大きい主因は、試験的にランチャー発射角を全て71°に固定した事に起因する。
出典:wikipedia
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