コークスクリュー・ブローは拳を使った打撃が認められている競技において、腕に軸回転を加えるパンチの技術。名前の由来はワインの栓を抜く道具のコルク抜きからである。主にボクシングやキックボクシングといった、立った状態で行う打撃系格闘技で用いられる。発案者は元世界ミドル級チャンピオンのキッド・マッコイ。猫がボールにじゃれているのを見て閃いたといわれているが、マッコイ自身は奇行の多い人間だったため真相は定かではない。パンチが当る瞬間に肩、肘、手首を連動させて内側に捻り込むことで、相手に与えるダメージの増大を図る。同じ原理を持つ打撃技として、空手の正拳突きがある。習得すれば高い効果が望めるテクニックである反面、インファイトの細かい連打には向かないなどの欠点もある。アメリカの文献によると、モハメド・アリ対ソニー・リストン第2戦で、リストンが一見不可解なダウンをしたところ、アリが「俺のコークスクリューが効いた」と言い放ったといわれる。アメリカの識者は「チョッピングライト」(打ち下ろしの右)と割り切っているようである。日本人選手では山中慎介が「左ストレートには捻りを加えている」と明言している。ただし山中の弁によれば、元々はストレートを放つ際に外へ体が泳ぐ癖を矯正するために体得したという。このパンチはいくつかのフィクション作品に登場している。
出典:wikipedia
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