仙台ファーストタワー(せんだいファーストタワー)は、仙台市都心部の中央通りから青葉通りにかけての東二番丁通りに面して建つ、高層のオフィスビル(事務所棟)と低層の商業施設(アトリウムおよび藤崎ファーストタワー館)による複合施設。仙台市内における都市再生特別地区の1つである「仙台駅西・一番町地域」にあり、市内では都市再生特別措置法に基づいて容積率緩和が適用された第1号である。これは、青葉通から東二番丁にかけてのセットバックにより生まれた「歩道状空地」、商業棟の「屋上広場」、事務所棟と商業棟との間の屋内広場「アトリウム」がパブリックスペース(都市貢献施設)と見なされたための緩和措置である。東二番丁通りと青葉通りとの角地に建つ仙台富士ビルを解体して、超高層ビルのオフィスビルである「事務所棟」が建設された。その後、隣接して東二番丁と中央通り(大町)との角地に建つ日土地仙台ビルを解体して、低層の「アトリウム」および「商業棟」(藤崎ファーストタワー館)が建設されたヒューリックの前身である日本橋興業が所有していた仙台富士ビル(住居表示は、現在の仙台ファーストタワーと同一の一番町三丁目1番1号であった。旧富士銀行→みずほ銀行仙台中央支店(初代)が入居)の跡地に、仙台一番町開発特定目的会社(日本土地建物とヒューリックが出資)、および、みずほ銀行が建設主となって、「(仮称)仙台共同ビル」として建設された。2007年(平成19年)7月3日に完成。当ビルは、地上24階・地下2階・塔屋2階で、軒高99.9m。全面ガラス張りとなっていて、仙台平の柄をモチーフにした外観となっている。藤崎ファーストタワー館と共に竣工・オープンした。商業施設部分以外の屋内広場は、公共空間として市民に開放されている。事務所棟に隣接する日土地仙台ビル(住居表示は、一番町三丁目1番26号であった。かつて旧第一勧業銀行→みずほ銀行仙台支店が入居)を取り壊して、アトリウムと共に商業棟が建設された。2009年(平成21年)7月6日、中心部アーケード街の中央通りに面した一部にみずほ銀行の宝くじ売場がオープンし、同年7月11日にアトリウムと共に商業棟が「藤崎ファーストタワー館」としてオープンした。4階部分はセットバックしているため一部が屋上広場となっており、公共空間として市民に開放されている。当館の開業によって藤崎の仙台市都心部の店舗は、本館・大町館・一番町館・ファーストタワー館の4館体制となった。これら4館により、本館に加えて141ビルに定禅寺通り館として増床入居した仙台三越とほぼ同じ売り場面積となったが、藤崎は都心部で他にルイ・ヴィトンなどの路面店も運営している。グッチの1Fと2Fの店舗は、グッチ専用エレベーターでつながれている。また、中央通りに面してみずほ銀行「宝くじ売場」がある。
出典:wikipedia
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