真宗高田派(しんしゅうたかだは)は、三重県津市の専修寺を本山とする浄土真宗の一派。現在の栃木県真岡市高田にある専修寺で活動した親鸞の弟子真仏を中心とする門徒がはじまりとされる。本願寺派の蓮如が布教するまでは本願寺派を凌ぐ門派であった。室町期には北陸方面などにて度々、同宗派・本願寺派と対立している。富樫氏の家督継承争いにおいて、富樫幸千代や甲斐敏光と結んで富樫政親や加賀一向一揆と対立。永正一揆における九頭竜川の戦いでは、朝倉氏や三門徒派と結んで本願寺派と対立。大小一揆では朝倉氏や三門徒派、蓮淳に破門された賀州三ヶ寺(小一揆)と結んで、藤島超勝寺・和田本覚寺などの本願寺派(大一揆)と対立。三河一向一揆では、桑子妙源寺・菅生満性寺が徳川家康方につき、三州三ヶ寺の本願寺派や、一揆方へ与する禅宗・浄土宗諸派と対立。朝倉氏滅亡後の越前の領地を巡って織田信長や三門徒派と結んで、越前一向一揆と対立している。真宗高田派専修寺(およびその末寺)では他の真宗教団と異なり歎異抄を聖典として用いていない(否定しているわけではないことに注意)。これは"「専修寺には親鸞聖人の真筆文書が多数伝来しており、弟子の聞き書きである歎異抄をあえて用いる必要性が薄い」"との考えによるものである。なお、専修寺は現存している親鸞の真筆文書の4割強を収蔵しており、これは東西本願寺より多い。
出典:wikipedia
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