『河原崎家の一族2』(かわらざきけのいちぞく2)は、2003年6月6日にエルフより発売されたアダルトゲーム。及び、それを原作として2004年1月23日にピンクパイナップルより発売されたアダルトアニメ。本作は、人里離れた土地に建つ館を舞台にした猟奇性と淫靡性の溢れるシナリオと、タイトルや河原崎縄綱の名称にある『河原崎』を除けば、前作『河原崎家の一族』との共通点は一切無い。つまり、前作とは独立した世界の続編である。ゲームシステムには改良が加えられ、本編ウィンドウとは別にシナリオの分岐がよくわかる別ウィンドウ「ナビマップ」が用いられるなど、MS-DOS時代に制作された前作とは違い、Windows時代に相応しい仕様となっている。『完全版』では、ゲームシステムに更なる改良が加えられて操作性が向上している他、セックスシーンが秒間30フレームでアニメーション処理されるようになった。また、Win版発売当時のエルフファンクラブ会員専用だったミニゲームが、おまけ要素として同梱されている。シナリオは蛭田昌人と土天冥海、 キャラクターデザインと原画はりんしんが担当。田舎の人里離れた山奥に建つ館・河原崎家。そこでは、当主の河原崎縄綱が数人の使用人達と共に暮らしていた。縄綱が64歳の誕生日を迎えるその日、彼の養子の智樹と真樹、そして杏奈が館に集められる。杏奈の恋人である主人公の優馬も、彼女と共に河原崎家を訪れていた。その夜、優馬は縄綱と使用人達が行う異質な性行為を、偶然にも覗き見てしまう。メイドの一人・美香は困惑の色を隠せない優馬の前に跪くと、そのまま彼の股間へ顔を埋め、フェラチオを開始。予想外かつ続け様の異変と襲い来る快感に、優馬はたまらず射精してしまうが、美香は何の躊躇いも恥じらいも見せること無く、精液を浴びた顔に不敵な笑みを浮かべるのだった。困惑に次ぐ困惑の事態。しかしそれは、この館に渦巻くドス黒い陰謀の序章でしかなかったことを、優馬は後に知ることになる。杏奈を連れて館を出ようとする彼の前には、何度も何度も河原崎家の門が立ち塞がるのだ。声優陣はアダルトゲーム版・アダルトアニメ版共に共通だが、全て非公開。『河原崎家の一族2 THE ANIMATION』(かわらざきけのいちぞく2 ジ・アニメーション)のタイトルで、ピンクパイナップルより全4巻で発売された。VHS版・DVD版共に各巻30分、税込6090円。アダルトゲーム版のキャラクターデザイナーであるりんしんがパッケージやポスターの原画を手掛けている。2008年9月25日には、価格を税込3990円に改めて全4巻を全2巻に纏めたDVD廉価版『河原崎家の一族2 THE ANIMATION The Best』(かわらざきけのいちぞく2 ジ・アニメーション ザ・ベスト)の『惨の一』と『惨の二』が同時に発売された。全て18歳未満閲覧禁止。
出典:wikipedia
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