


『ASO(Armored Scrum Object)』は、1985年にSNKが開発したアーケードゲーム及びそのシリーズの名称。海外では Alpha Mission の名前で販売されていた。なお、この項目では初代について説明する。対地/対空を撃ち分ける『ゼビウス』タイプの縦スクロールシューティングゲームである。全12エリア構成で、実質、6エリア2周に近い。操作系は8方向レバー+3ボタンからなる。3つのボタンは、それぞれ対空攻撃、対地攻撃、アーマー装着/解除に用いる。なお、本作では対空攻撃は「レーザー」、対地攻撃は「ミサイル」と呼ばれる。対地攻撃は『ゼビウス』等とは異なりピンポイント爆撃のようなスタイルではなく、対空ショットと同じく射線軸上の敵に当たるまで直進する性質がある。ただし、対空に比べると弾速が遅く射程も短い。背景(地上)のグラフィックは過去に発表された『ヴァンガードII』から継承している。「キープ」をはじめとする多彩なアイテム、8種類のアーマー、そして凶悪な誘導弾などが特徴。タイトルであるASOとは、Armored Scrum Objectの略称である。これは自機シド(SYD)を指す。アーマーは全部で8種類あり、ゲーム中にアイテムとして登場する、ヘッド、左ウィング、右ウィングの3つのパーツをそれぞれ同種で揃えることで完成する。すでにパーツがいくつか揃っている時に別の種類のアーマーのパーツを取ってしまうと、パーツが無くなってしまう。なお、ファミコン版は一まとめになっているので、アーマーを取るだけで使えるようになる。揃えたアーマーは、その時点ですでに使用中の物を除き各1つずつ保持できる。また、アーマーを使用中の物は含めず全種類揃えると、20万点のボーナスが入る。アーマーを使用するには、レバーの左右で種類を選択し、装着ボタンを押す。ただし、最低8ポイントのエネルギーが必要である。装着ボタンを押すとSYDが中央に強制移動し、アーマーのパーツが装着するイフェクトが発動し、装着となる。装着時のイフェクト中は無敵になるので、緊急回避的な利用も可能。アーマーの種類によってはレーザーかミサイルのどちらかが強化され、それぞれの攻撃ボタンによって使用することができる。また、やはりアーマーの種類によっては、その使用中は通常のレーザー、ミサイル攻撃は不可能になる。アーマー装着時にもう一度装着ボタンを押すと、アーマーを外し元の状態に戻る。装着時と違いイフェクトはなく無敵とならない。アーマーは使用や時間経過、および被弾するごとにエネルギーを消耗し、ゼロになると強制解除される。解除されたアーマーは、再びパーツをそろえないと使用できない。シールド以外のアーマーは、被弾する毎に4ポイントのエネルギーを消耗する。エネルギーが8ポイント以下になると、アーマ未装着時は通知音、装着時は警告音が鳴る。このため、上級者はエネルギーゲージを見なくても装着タイミングや危険な状態が分かる。なお、アーマーを利用するためのエネルギーは、1面スタート時には上限16ポイントとなっており、道中のポイントを取り続けることで最大24ポイントまで引き上げる事が出来る。これはゲームオーバーまで有効である。アーマーは青(オクト、シールド、キャノン)・黄(ホーミング、パラライザー、ニュークリア)・赤(ファイヤー、サンダー)と色分けされている。アイテムは、本作では「ポイント」と呼ばれる。その種類の多さは、同系統作品でもトップクラスである。これらは全てアルファベットで表記され、重要度に応じて青<黄色<赤に色分けされている。また、反対の効果を持つ茶色の「裏ポイント」も存在する。自機の対地攻撃はポイントに止められてしまうため、裏ポイントの向こう側に砲台があると非常に厄介である。そのため、ポイントの出現位置を覚えておき不要なピラミッドはすぐに破壊しない、ポイントが出現する前のピラミッド爆発中にミサイルが砲台に着弾するように連射しておく、など、細かい技術や知識が攻略には重要になる。特に、エリア2でこのポイントが出るか出ないかによって序盤の展開が左右される。このゲームに登場する敵キャラクタは、自己思考、自己修復、自己補給能力を持つ生化学部品によって造られた兵器で、「メカノクレート」と呼ばれる。ただし、このゲーム内では本来の力を発揮していないとされている。自機を攻撃する際に、一度点滅をしてから弾を発射するのが特徴。各エリアの前半と後半との境目のBGMが変わる際に出現。フラフラと左右に移動しつつ、ゆっくり下に向かってくる。初めのうちは何も撃ってこないか、せいぜい3way程度。ゲームが進んで各エリアの長さが長くなると、複数回にわたって出現。誘導弾や、自機のレーザーを遮断するアンチレーザー弾を用いた凶悪な攻撃を行うようになる。ボスは6種類おり、エリア7以降は外観と名前のみ異なる同種が登場する。
出典:wikipedia
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