ガンツ先生(ガンツせんせい)は、特撮ドラマ『がんばれ!!ロボコン』とその原作漫画、およびリメイク作品『燃えろ!!ロボコン』、漫画『天然美少女ロボ ロボ子ちゃん!』の登場キャラクター。声優は野田圭一(特撮ドラマ2作共通)。週刊誌『週刊プレイボーイ』に掲載された漫画『天然美少女ロボ ロボ子ちゃん!』(下口智裕、清水栄一作)にもセミレギュラーとして登場した。デザインモチーフはイースター島のモアイ像。漫画『GANTZ』(奥浩哉作)のタイトルと採点の元ネタになっている。ロボットランドの総責任者。ロボット学校の教師を務めるロボットで、番組の最後に生徒のロボットたちを採点する。第1作ではデータがパンチされたカードを生徒たちから受け取って飲み込むと、左胸から腹にかけて装備されている10個(5個×2列)のハートマークのランプがランダムに点滅し、点数の表記されたカードが体内から出てくる仕組み(この時に「○○、XX点」の宣告がされる)だったが、リメイク版では胸部の画面に点数がデジタル表記されるように変更された。玩具でもこのギミックが再現され、右手を他のロボの背中に接続することで胸部の液晶画面に点数が表示される(原作漫画では出番が少なく、採点シーンもない)。背面に持つロケットを用い、第1作では2回飛行したことがある。そのうち2回目には、D51を背負って飛行した。劇場版では目から「アンチマグネビーム」を発射した。第1作では、ロボット学校の教師となる以前は学者ロボットであった事実が描かれている。2年前にバレリーナ星の宇宙船のキャプテンから船に乗っていたロビン姫を預かり、その後にロボット学校を作ったという。登場場面の大部分は生徒を採点するシーンで、厳しい評価を下すことがほとんどだが、陰ながら生徒たちを暖かく見守る描写もあった。また、ロボットたちが子供なのに対し、教師たるガンツ先生は大人として描かれ、第1作においてはコロボックルを、リメイク版では幽霊を見ることができず、心霊現象に関する生徒たちの訴えは迷信だと退けていた。
出典:wikipedia