トゥナンテ（1995年 - 2015年）とは日本の競走馬・種牡馬である。全兄にダイナマイトダディらがいる。馬名の由来は、スペイン語で、「いたずらっ子」。デビューは遅く1998年、4歳（現表記3歳）の9月で、4戦目の未勝利戦で初勝利を挙げる。その後の2戦は凡走するも3戦目の500万下クラスのレースを勝利し、続く矢作川特別（900万下）にも勝利した。1999年、石清水ステークス（1600万下）にも勝利し3連勝でオープン馬となり、初の重賞挑戦となった小倉大賞典では2着となる。その後は凡走を繰り返すこととなるが、12月の六甲ステークスでトウカイパルサーを破りひさびさの勝利を挙げた。ちなみに、このレースにはのちにGI馬となる若きメイショウドトウ（11着）も出走していた。2000年、重賞を3走したあとに迎えた愛知杯で勝利し重賞初勝利を挙げると、続く北九州記念、毎日王冠も勝利し2度目の3連勝となった。3連勝で迎えた第122回天皇賞（秋）では単勝5番人気ながら3着となったが、その後はレースに出走することなく2003年に引退となり、当初はノーザンホースパークで乗馬に転身したが、後日レックススタッドで種牡馬となった。2003年より種牡馬となり38頭に種付けを行い、2004年にファーストクロップとなる産駒が誕生した。2006年、地方競馬・船橋競馬場のレースでムーシャジェンダイが産駒初となる勝利を挙げた。2008年にはウィナーズディアが福山競馬場で行われたキングカップで勝利し、重賞初制覇。中央競馬では2009年になってログが中京競馬場で初勝利を挙げている。2010年以降は種付けをしておらず、2013年11月にレックススタッドを退厩した。その後は鹿児島県のNPO法人ホーストラストで功労馬として余生を送っていた。2015年4月30日に死亡。

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