シャルル・ド・フランス(Charles de France, 1686年7月31日 - 1714年5月5日)は、ブルボン朝のフランス王族、ベリー公。ルイ14世の1人息子で王太子ルイ(グラン・ドーファン)と、妃でバイエルン選帝侯フェルディナント・マリアの娘マリー・アンヌの3男として生まれた。長兄はブルゴーニュ公ルイ(プティ・ドーファン、ルイ15世の父)、次兄はアンジュー公フィリップ(スペイン王フェリペ5世)。1714年にアランソン公、アングレーム公となった。スペイン継承戦争で兄と共にトゥーロン包囲戦(1707年)とアウデナールデの戦い(1708年)に参戦、1710年7月、マリー・ルイーズ・エリザベート・ドルレアン(父の従弟にあたるオルレアン公フィリップ2世と庶系の叔母フランソワーズ・マリーの長女)と結婚した。しかしマリー・ルイーズは最初の妊娠で流産し、2度と子供の産めない体になったため、シャルルは妻と不仲になってしまった。1712年、長兄ルイの死に伴いシャルルは将来の王である甥ルイ(後のルイ15世)の摂政役の最右翼となった。実際、ベリー公の死後、祖父ルイ14世は摂政をオルレアン公フィリップ2世にするか、自らの庶子であるメーヌ公ルイ・オーギュストにするか決めかねたという。1714年5月、狩猟中の不慮の事故で重傷を負い、急死した。
出典:wikipedia
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