cut（カット）は、UNIXのコマンドラインユーティリティの1つであり、入力（通常、ファイル）の各行の一部を抜き出すのに使われる。行の抜き出す部分の指定には、バイト単位（codice_1）、文字単位（codice_2）、区切り文字（codice_3 — デフォルトではタブ文字）で区切られたフィールド単位（codice_4）などがある。範囲そのものの指定をする引数の形式には、codice_5、codice_6、codice_7（N番目から行の終端まで）、codice_8（行の先頭から M 番目まで）がある。a という名前のファイルに以下のような行があるとする。各行の4番目の文字から10番目の文字を抜き出すには、以下のように指定する。このコマンドの出力結果は以下のようになる。コロン文字をフィールドの区切り文字（区切り記号、デリミタ）として、各行の5番目のフィールド以降を全て出力するには、以下のように指定する。このコマンドの出力結果は以下のようになる。

出典:wikipedia