横浜F・マリノス(よこはま エフ・マリノス、)は、日本の神奈川県横浜市 および横須賀市 をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。旧名称は横浜マリノスで、横浜フリューゲルスを吸収合併した際に改称した。5年ぶりに1stステージで優勝、2ndステージ優勝の鹿島とのチャンピオンシップに敗れた。中村俊輔が史上最年少でMVPを受賞。三浦淳宏、柳想鉄等が移籍。ナビスコカップで初優勝。リーグ戦は1stステージが15位、2ndステージが10位、年間順位13位。東京Vから中澤佑二、磐田から奥大介(レンタル)、清水範久、札幌からウィルなどを獲得。1stステージは2位、2ndステージは6位、年間順位2位。監督に岡田武史が就任。広島から久保竜彦を獲得。1stステージおよび2ndステージ共に優勝、完全優勝で年間王者を獲得。岡田体制2年目。清水から韓国代表FWの安貞桓等を補強。昨年度の2ndステージに続きこの年の1stステージでも優勝、3ステージ連続優勝を達成。2ndステージは6位、サントリーチャンピオンシップで2ndステージ優勝の浦和と対戦、ホームは1 - 0で勝利、アウェイは0 - 1で敗退、PK戦で勝利し2年連続の年間王者となった。天皇杯は5回戦でJFL草津にVゴール負け。岡田体制3年目。AFCチャンピオンズリーグ2005はグループステージで敗退。リーグ戦9位。岡田体制4年目。元名古屋のFWマルケスを補強、開幕4連勝で首位に立ったが、第5節(浦和戦)以降の15試合で2勝と低迷。8月に岡田が監督を辞任、水沼貴史が後任監督に就任、前年と同じ9位で終了。この年が最後の年間負け越しシーズンである。みなとみらいの『マリノスタウン』へクラブ事務所などを移転。奥大介、久保竜彦、ドゥトラなどのベテラン選手が退団、ユース・高校・大学からの若手選手が加入。監督に早野宏史が11年振りに就任し、前監督の水沼はコーチ就任。FWの大島秀夫と坂田大輔、トップ下の山瀬功治が2ケタ得点をマーク。大島は日本人最多得点、坂田はフェアプレー個人賞受賞、山瀬は日本代表にも選出。前年度を上回る7位でリーグ戦を終了したが、目標とした3位以内には届かなかった。天皇杯終了後に監督の早野、コーチの水沼・高橋真一郎・武藤覚らが退任。横浜FCとの横浜ダービーが開催され、横浜FCホームの第2節は0-1で敗れたが、横浜FMホームの第19節はチーム新記録の1試合8得点を記録し、8 - 1で勝利。なお同試合の前夜に日産スタジアム付近で「JUST GEDO」という名称のサポーター団体が横浜FCサポーターを暴行するという事件を起こし逮捕されている。磐田元監督の桑原隆が監督就任。4月に3位につけたが、第9節の東京V戦から第19節のFC東京戦まで10試合連続で勝利無し(クラブタイ記録の公式戦6連敗も記録)で、第16節時点で16位へ転落。7月に桑原が解任、後任に統制本部長の木村浩吉が就任。第20節のG大阪戦で勝利を挙げると、第22節の札幌戦の勝利で降格圏を脱出した。年間順位は9位。天皇杯は準決勝でG大阪に敗退。木村吉体制2年目。田中隼磨が名古屋、乾貴士がC大阪、大島秀夫が新潟に移籍した。リーグ戦13得点を挙げた渡邉千真や天野貴史、飯倉大樹などの抜擢・台頭、長谷川アーリアジャスールの成長、坂田大輔、狩野健太らの復調など、上位の鹿島、川崎、清水、名古屋にホームゲームで勝利している一方、下位の山形に逆転負けを喫し、この年J2に降格となった柏、千葉に2引き分けした。結局18チーム中10位に終わり、3年契約だった木村は監督契約を解除。この年が最後の年間2ケタ順位である。元日本代表でクラブOBの木村和司が監督就任。6年ぶり復帰の波戸康広、エスパニョールから8年ぶりの復帰の中村俊輔、藤田優人、バスティアニーニが入団。本シーズンは入場者数が前年比17.6%の増加となった。リーグ戦は一時上位争いに加わったが、最終順位8位。最終節前に松田直樹や山瀬功治などと契約更新しないと発表。最終節の大宮戦に敗北した後、この決定に反発したサポーターの前で社長の嘉悦朗が「2011年シーズンで3位以内でなければ辞任する」と発表。シーズン終了後、松田(JFL・松本へ移籍)、山瀬(川崎へ移籍)のほか、田中裕介(川崎)、河合竜二(札幌)、清水範久(福岡)、坂田大輔(ギリシャ1部・アリス・テッサロニキ)、浦田延尚(鳥栖)、JFL金沢に期限付き移籍していた斎藤陽介(新潟S)がそれぞれ移籍、草津に期限付移籍していた梅井大輝が退団、藤田優人が横浜FC、齋藤学が愛媛FC、田代真一がJFL・町田に1年間の期限付移籍をし、シーズン途中に栃木SCに期限付移籍した水沼宏太が、同クラブへの期限付移籍期間を1年延長した。木村和体制2年目。清水から青山直晃、川崎からユース出身の谷口博之、柏から小林祐三、東京Vから昨シーズンFC東京にレンタル移籍していた大黒将志を獲得、昨シーズン山形にレンタル移籍していた金根煥が復帰。4月30日付けで阿部陽輔が退団した。リーグ戦は前半戦を首位で折り返した。後半戦も川崎に4 - 0で勝利する(9月14日、ナビスコカップ第1回戦)などしたが、やがて優勝争いからも脱落。最終順位5位。天皇杯は準決勝で京都に延長戦で敗退。12月30日、監督の木村和司を解任。8月12日に松田直樹(8月4日死去)が在籍時に使用していた背番号3を永久欠番にすると発表。Jリーグ創設以来、サポーターナンバーを除いて初の永久欠番となった。シーズン終了後、波戸康広が現役を引退、横浜FCへ期限付移籍中の藤田優人(柏へ移籍)、秋元陽太(愛媛FCへ移籍)、渡辺千真、長谷川アーリアジャスール(共にFC東京へ移籍)、端戸仁(北九州へ期限付き移籍)、武田英二郎(千葉へ期限付き移籍)、金根煥(鳥栖へ期限付き移籍)がそれぞれ移籍、田代真一が、町田への期限付き移籍期間を1年延長。樋口靖洋が監督に就任。東京Vから富澤清太郎、福岡から六反勇治と中町公祐、アトレチコ・ミネイロから2003年に在籍していたマルキーニョスを獲得、愛媛FCへ期限付き移籍していた齋藤学が復帰。シーズン開幕後の3月23日、かつて6シーズン在籍したドゥトラが、約6年ぶりに復帰。序盤はチームワーストの開幕7戦未勝利であったが、第8節(神戸戦)から第22節(川崎戦)まで15戦無敗の成績。シーズン中はマルキーニョスと富澤清太郎らのプレッシングに長けた移籍組が年間を通して活躍をみせ、秋口の連敗を経て再度順位をあげてゆき年間最少敗戦、最少失点を含めた4位でシーズンを終えた。天皇杯は準決勝で柏に敗退。シーズン終了後、松本怜(大分へ期限付き移籍)、松本翔(愛媛FCへ期限付き移籍)、金井貢史(鳥栖へ期限付き移籍)、大黒将志(杭州緑城へ期限付き移籍)、青山直晃(甲府へ移籍)、森谷賢太郎(川崎へ移籍)、小野裕二(スタンダール・リエージュへ移籍)、谷口博之、狩野健太(共に柏へ移籍)、水沼宏太(期限付き移籍先の鳥栖へ移籍)、金根煥(新潟へ移籍)がそれそれ移籍し、千葉へ期限付き移籍していた武田英二郎が鳥取に期限付き移籍。樋口体制2年目。SAGAWA SHIGA FCから奈良輪雄太、千葉から藤田祥史、相模原からファビオ・アギアールを獲得し、町田へ期限付き移籍していた田代真一、北九州へ期限付き移籍していた端戸仁、中国スーパーリーグ・杭州緑城へ期限付き移籍していた丁東浩が復帰。開幕から6連勝で第1節から第7節まで首位をキープ。第15、16節で4位に順位を下げたが、第21節で首位に浮上。第23節からは第28節を除いて第33節まで首位に立ったが、第33節、第34節(ホームの新潟戦、アウェーの川崎戦)と勝てば優勝という残り2節を続け様に落とし、残り2節を連勝した広島に優勝を奪われリーグ戦2位の成績。ナビスコ杯は準決勝で柏に敗退。天皇杯は決勝で広島に勝利。日産FC横浜マリノスの名称であった第72回大会以来の優勝(日産自動車時代を含めて7度目の優勝)。シーズン終了前に、マルキーニョス(後に神戸へ移籍)、丁東浩(蔚山現代へ移籍)が退団。
シーズン終了後に、天野貴史(千葉へ期限付き移籍)、田代真一(千葉へ移籍)、比嘉祐介(京都へ期限付き移籍)、金井貢史(期限付き移籍先の鳥栖へ完全移籍)、鳥取へ期限付き移籍中の武田英二郎(福岡へ期限付き移籍)がそれぞれ移籍した。更に、中村俊輔がMVPを史上最年長で受賞した。樋口体制3年目。新潟から三門雄大、大宮から下平匠、名古屋から藤本淳吾、清水から伊藤翔、川崎から矢島卓郎を獲得。愛媛FCへ期限付き移籍していた松本翔が復帰。FUJI XEROX SUPER CUPでは2013年シーズンの公式戦は3戦全勝していた広島に0-2で敗れ、初優勝を逃す。9年ぶりに出場したAFCチャンピオンズリーグ2014では、第5節まで全チーム勝ち点7にひしめく大混戦、最終節で前年王者の広州恒大に敗れ、決勝トーナメント進出を逃す。リーグ戦、マルキーニョス退団の穴を埋められず得点力不足に陥り、W杯中断中まで12と低迷。得点力不足打破のため、群馬・G大阪にも在籍したラフィーニャをKリーグ・蔚山現代FCから完全移籍で獲得。天皇杯3回戦では、J2北九州に延長戦を含めシュート30本を浴びせ(北九州は9本)圧倒しながら、延長後半アディショナルタイムに渡大生に逆転ゴールを許し2-3で敗退、また4月から、天皇杯優勝マークをつけた2014年度版の特別ユニフォームをサポーター向けに販売していたが、生産上の理由から発送は9月上旬となっており、サポーターが着用する機会がないまま大会を終えることとなった。8月23日に三ツ沢で行われた神奈川ダービー、川崎戦では、横浜FMゴール裏で観戦していたサポーターが川崎の選手の前でバナナを振り回す差別的行為を行う事件が起きた。クラブ側は当該サポーターに対し、無期限入場禁止処分を下し、Jリーグからはけん責及び制裁金500万円の処分が下された。最終順位7位。シーズン終了後、樋口監督が退任。小椋祥平(G大阪)、藤田祥史、鳥取へ期限付き移籍中の武田英二郎(湘南)、六反勇治(仙台)、松本怜(期限付き移籍先の大分に完全移籍)、松本翔(山口へ期限付き移籍)がそれぞれ移籍。フランス人のエリク・モンバエルツが監督就任。期限付き移籍していた熊谷アンドリュー、比嘉祐介、天野貴史が復帰、田口潤人がユースから昇格、中島賢星、仲川輝人、サンパウロFCからアデミウソンが期限付き移籍で新加入。4月4日に日立柏サッカー場で、J1 1stステージ第4節が行われ、柏レイソルと対戦し勝利を収めた、柏と対戦し勝利したのは2008年10月25日以来約6年半振り。5月27日にヤマザキナビスコカップグループB第6節がニッパツ三ツ沢球技場で行われた。結果は川崎フロンターレに1-2で敗戦、決勝トーナメント進出を逃した。シーズンも7位で終えることになった。シーズン終了後、端戸仁、奈良輪雄太(湘南)、比嘉祐介(千葉)、天野貴史(長野)、シーズン途中に新潟へ期限付き移籍していた佐藤優平(山形)、藤本淳吾(G大阪)、鈴木椋大(東京Vへ期限付き移籍)、熊谷アンドリュー(金沢へ期限付き移籍)、アデミウソン(期限付き移籍期間満了→G大阪)がそれぞれ移籍した。モンバエルツ体制2年目。東京Vから前田直輝、千葉から金井貢史、Y.S.C.C.横浜から高橋拓也が新加入。開幕後、ラフィーニャの登録を抹消し、代わりにブラジル・フラメンゴからカイケ、ルーマニア・FCボトシャニからキュラソー島代表のマルティノスが加入。下部組織として、高校生世代が在籍するユース、中学生世代が在籍するジュニアユース、ジュニアユース追浜、小学生世代が在籍するプライマリー、プライマリー追浜がある。下部組織には約3000人在籍し、日本のサッカー界で最大規模である。2008年6月、下部組織の選手育成・強化を目的にフランスのオリンピック・リヨンと業務提携を締結した。日産自動車サッカー部時代の1985年にサッカースクールとして発足。対象は幼児から中学2年生、みなとみらい校、追浜校、NAS二俣川校、大和校、東山田校の計5ヶ所で活動。ホームタウンである横浜市、横須賀市を中心とした地域の学校やスポーツセンターで横浜F・マリノス専属コーチによるサッカー教室を行っている。サッカー教室は大きく分けて小学生以下の子供を対象とした「ふれあいサッカー教室」、「サッカーキャラバン」と成人を対象とした「ENJOY FOOTBALL」に分かれる。2004年より、障がい者サッカープロジェクト「futuro(フトゥーロ)」が行われている。「futuro」では横浜ラポールで行なわれている「体験・育成」プログラムと連携しながら横浜F・マリノスのコーチを中心に基本的な技術や個人・チーム戦術のトレーニングを行い、大会に参加している。横浜市、横須賀市、大和市の商店街や大学、メインスポンサーである日産の工場関連のイベントにブースを出展している。また、公式チアリーディングチームであるトリコロールランサーズによる演技が披露されることもある。また、2012年時点で200を越える地元商店街にチームフラッグやポスターの掲出をしている。マスコットキャラクター「マリノスケ」は大半のイベントに登場してくる。ホームタウン活動の一環として、関東学院大学、横浜国立大学、神奈川大学の3大学および日本工学院専門学校と提携し、サッカーチームのコーチ派遣・チーム名共有 や、地域コミュニティー活動、人材育成などの連携を実施している。応援の必須アイテムの一つとして、トリコロールの傘、通称「トリパラ」があり、試合に勝つとトリパラをコーヒールンバをベースにした応援に合わせて回す(コーヒールンバを基調にした応援はボカ・ジュニアーズ、ヴァンフォーレ甲府なども行っている)。2004年頃から一部サポーター有志が特注で製作し普及し始めたが、2006年にクラブがオフィシャルショップで販売を開始してからはゴール裏を中心に爆発的に広まり定着、下記の応援番組のタイトルともなっており、横浜F・マリノスサポーターの応援の代名詞となった。2007年、公式チアリーディングチームとして「トリコロール・ランサーズ」が結成された。詳細はランサーズの項を参照のこと。その後、2008年6月28日から「トリコロールマーメイズ」と名称を変更しリニューアルした。2014年1月、カンボジア・リーグに所属するトライアジア プノンペンFCと提携を発表した。だがトライアジア プノンペンFCの事業が親会社のトライアジアグループから譲渡されたことにより、2014年12月31日をもって提携は解消された。
出典:wikipedia
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