スティーヴ・ポーカロ(Steve Porcaro 本名:Steven Maxwell Porcaro、1957年9月2日 - )はアメリカの主にセッション・ミュージシャン(スタジオ・ミュージシャン)として活動するキーボード奏者。TOTOのオリジナル・メンバーとして有名。同じくTOTOのメンバーであるドラムスのジェフ・ポーカロ(長兄、1954年生)、ベースのマイク・ポーカロ(次兄、1955年生)はともに実兄。ジャズ・パーカッショニスト、ドラマーのジョー・ポーカロは実父。コネチカット州ハートフォード出身のイタリア系アメリカ人。1978年、兄のジェフや友人のスティーヴ・ルカサーらとTOTOを結成。デビュー・アルバム「TOTO」及びシングル「ホールド・ザ・ライン」が本国アメリカ及び世界的にヒット。以降、1986年にリリースされた6作目のアルバム「ファーレンハイト」まで正式メンバーとして在籍。同作を最後に脱退したが、以降もセッション・ミュージシャンという形でTOTOの作品ほぼすべてに参加を続けており、ただ単にメンバークレジットから名前が外れただけとも言える。TOTO在籍時からマイケル・ジャクソンその他多くのアーティストの作品でプレイや作曲参加し、TOTOを脱退した後も他のバンドやミュージシャンとのセッション(イエスの「オープン・ユア・アイズ」など)や映画音楽を手がけるなど、現在に至るまで音楽家として活動を続けている。基本的には、セッション・ミュージシャンとして様々な音楽ジャンルに柔軟に対応している。TOTOでは、音楽的特長のひとつである「シンセサイザー」によるスペーシーと形容される空間的な広がりを持たせる音色や、きらびやかな音色、またホーン・セクション(いわゆる「TOTOホーン」)を担当していた。同じくTOTOのキーボーディストであるデヴィッド・ペイチが主に担当するおしゃれでオーソドックスなピアノやオルガン類とは対極のサウンド/プレイであり、ツインキーボードの利点を活かしていた。当時の使用機材としては日本楽器製造(現:ヤマハ)製のCS-80、DX-7などが有名。同時に一部の楽曲でリードボーカルも担当しており、基本的には自作曲で歌声を披露している。中音域中心の柔らかい声質が特徴である。末期のTOTOではスティーヴ・ルカサーから正式メンバー復帰を熱望されていた。2010年には、兄であるマイク・ポーカロが発症したALS(筋萎縮性側索硬化症)の支援と応援のためのTOTO期間限定再結成ツアーにペイチ、ルカサーと共に参加している。
出典:wikipedia
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