長尾 忠綱（ながお ただつな、生年不詳 - 応永2年6月3日（1395年6月20日））は、南北朝時代から室町時代に活動したと推測される人物。長尾氏（総社長尾家）の一族。長尾忠房の子。長尾忠政、長尾憲明の父とされる。父とされる忠房は総社長尾家の祖であり、子の忠政は山内上杉家の家宰を務めた。また、もう一人の子の憲明は総社家の分家である高津長尾家を興した。系図によっては忠房の子が忠政と憲明とされ、忠綱の名が登場しないこともある。

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