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アリゼ (航空機)

ブレゲー Br.1050 アリゼ(、貿易風の意)は、フランスのブレゲー社(現ダッソー社)が開発した航空母艦搭載用艦上対潜哨戒機。フランス海軍とインド海軍で運用された。第二次世界大戦後、各国ではジェットエンジンとレシプロエンジンの両方を搭載する複合動力機の研究が行われており、フランスでもブレゲー社がフランス海軍向けに複合動力を搭載した艦上攻撃機、ブレゲー Br.960 「ブルテュール」(Vultur、コンドルの意)の開発に着手したが、2機のみの試作で開発は失敗に終わり、フランス海軍は複合動力機の導入を諦めざるを得なかった。ブレゲー社では、ブルテュールの試作2号機を改造し、搭載していたレシプロエンジンを出力の高いものへ変更する代わりにジェットエンジンを撤去した、ブレゲー Br.965 「エポーラール」(Épaulard、シャチの意)という、対潜哨戒機のデモンストレーション機を開発し、フランス海軍に提案した。フランス海軍ではまず5機の試作機を発注し、飛行試験の結果を踏まえて「アリゼ」の名称で採用を決定、75機が発注された。低翼単発機で、主翼の折り畳み機構やアレスティングフックなど空母での運用に必要なものが備えられ、コクピットはブルテュールで複座式だったものを3座式に改め、前席右に操縦士、前席左にレーダー操作士、後席にセンサー操作士が搭乗する。主翼下のパイロンと胴体下爆弾倉に魚雷、爆雷を搭載でき、胴体下部後方にはCSFレーダーを引き込み式レドームに装備し、主脚収容部にはソノブイも搭載可能である。1959年3月からフランス海軍への引き渡しが開始され、クレマンソー級航空母艦「クレマンソー」と「フォッシュ」に配備された。通常の哨戒任務以外の実戦投入は、哨戒任務のみである。2000年に空母「フォッシュ」が退役すると同時にアリゼを運用していた航空隊も廃止された。フランスから12機の中古機を購入して、空母「ヴィクラント」と陸上基地で運用していた。通常の哨戒任務以外の実戦投入は、偵察・対潜哨戒任務での使用であった。1991年に対潜ヘリコプターの配備とともに退役した。

出典:wikipedia

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