デビッド・K・ワイアット(David K. Wyatt、1937年9月2日 - 2006年11月15日)はアメリカ人歴史学者。東南アジア史の特に現在のタイ王国の歴史の専門家である。彼の著書、は英語で書かれたタイ史の名著とされ1982年に初版が出てから現在もなお刊行され続けている。1937年マサチューセッツ州フィッチバーグ生まれで、幼少期をアイオワ州で過ごす。ハーバード大学で哲学を学び1959年に学士となり、ボストン大学で学業を続け1960年に歴史学修士となる。1966年にはコーネル大学でPh.D.を取得した。その後ロンドン大学所属の東洋アフリカ研究学院やミシガン大学などで教鞭をとるが、1969年コーネル大学に戻って2002年まで教鞭をとることになる。かれの研究は石井米雄が回想して述べているように一次史料の重要性に重きを置いたものであった。2005年彼は15000点にも及ぶ文献をオハイオ大学の東南アジア・コレクションに売り払った。1995年ワイアットは多発性硬化症と診断されたが、精力的に活動を続けた。その後2006年に肺気腫で死亡した。
出典:wikipedia
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