リュカ(Lucas)は、任天堂が発売したゲームボーイアドバンス用コンピュータRPG『MOTHER3』に登場する架空の人物で、同作の主人公。MOTHERシリーズの第3作目『MOTHER3』に登場する少年。物語の全般にわたって登場するが、第4章以降で主人公を務める。従来のMOTHERシリーズでは主人公の名前が明確に設定されていなかったが、『MOTHER3』における「リュカ」は公式の名称となっている。「リュカ」と後述の双子の兄「クラウス」の名前は、作者の糸井重里が影響を受けたアゴタ・クリストフの小説三部作『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』に登場する双子からとられており、それぞれの英語名「LUCAS」「CLAUS」はアナグラムの関係になっている。ゲーム開始時に任意で名前を付ける際の説明文は「ふたごの おとうと やさしい おとこのこだ」。時代も場所もわからない島「ノーウェア島」にあるタツマイリ村に住んでいる。父・フリントと母・ヒナワのもとに生まれ、双子の兄にクラウス、母方の祖父にアレックがおり、栗毛色の犬・ボニーを飼っている。金髪の前髪を斜めに逆立て、赤と黄色のボーダーシャツを着ている。気弱で引っ込み思案な性格。動物と意思相通できる能力を持っている。平和な村で穏やかに暮らしていたが、ある時、村で起きた異変によって家族に悲劇が襲い、一家離散の憂き目にあう。その後、村にやって来た行商人・ヨクバの施策により3年の間で村の近代化が進み、寡欲だった村人の意識が変化していくが、その動向に不信感を抱き近代化の流れを拒んでいると、ヨクバを支持する一部の村人たちから疎外されるようになる。そうした中、理解者の一人である村の老人・ウエスから、行方不明になっている息子の捜索を依頼され、愛犬のボニーを連れて村から旅立つ。冒険を進める中で、島の地下に眠る「闇のドラゴン」の封印に用いる7本の針を抜こうと暗躍する者がいることを知る。そうした事態を憂慮する針の守護者「マジプシー」たちから、自分がその針を抜く能力を持つ存在であると知らされ、悪しき者の変わりに封印を解く使命を託される。その後、針を巡って、自分と同じ能力を持つ悪の組織の指揮官「仮面の男」と幾度も対峙し、世界の命運をかけて戦うことになる。武器は主に棒を使用する。特技として超能力「PSI」を使うことができ、仲間の回復・治療・能力の補助に関するPSIを得意とする。また、物語の進行によって、専用の攻撃PSI「PKLOVE」を会得する。武器による攻撃力は高めだが素早さが低めで、攻撃の順番が最後に回ることが多い。戦闘中に連続攻撃できるシステム「サウンドバトル」時の音はギター。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでは、第3作目『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降に登場している。同じくシリーズに登場している『MOTHER2 ギーグの逆襲』の主人公・ネスと技の種類が似ているが、性能は異なる。必殺ワザとして使うPSIはいずれも、リュカが本編で使用しないものである。また、一部のワザでは本編で仲間のダスターが用いるアイテム「ヒモヘビ」を使用する。試合開始時には、本編に登場する乗り物「ちゃぶ台」に乗って現れる。声優はが担当している。
出典:wikipedia
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