西原入口交差点(にしはらいりぐちこうさてん)は沖縄県浦添市前田と中頭郡西原町幸地にまたがる交差点(正式な所在地は前者の方)。元々は県道241号(1993年まで県道5号)と県道38号の西原方面が交わる三叉路で、県道38号の浦添市役所方面は当交差点から200m北の県道241号宜野湾寄りにある三叉路で交差していた。しかし県道38号浦添方面側は急勾配の坂で交差していたため、1980年代に同方面側を坂が滑らかな道路を建設したうえで西原方面と県道38号どうしで直進可能にしなり十字路交差点となった。これで県道38号のみを通る場合、いったん県道241号へ出るかたちで信号を2回通過したが、当交差点で両方向が直進可能となったため信号の通過は1回のみとなった。その後交差点すぐの県道38号西原寄りに沖縄自動車道(県道がオーバーパス)が建設されたり、1990年代からは県道241号が拡幅整備したりと交差点が大きく変わった(現在も首里方面を中心に整備中)。浦添市内でも交通量の多い交差点の一つで各方向から渋滞も目立つ。現在は県道38号が主要地方道に格上げされたものの、交通量は県道241号のほうが多い(かつて国道330号のバイパスが全線開通するまで那覇市から宜野湾市中心部や沖縄市への重要な幹線道路だったため)。県道241号は、当交差点を境にして車線が4車線(宜野湾側)から2車線(那覇側)と大幅に減少している。これは、道路整備が当交差点を境にして行われたからであって、同じく県道38号も車線数こそ変わりは無いが、路肩スペースは浦添側の方が広くなっている。また、宜野湾方面から浦添(安波茶)方面へと県道241号線を経由して通行する場合、多くは当交差点よりも手前側(宜野湾側)にある急勾配の坂道を通行している。そのため、当交差点の宜野湾側の右折車線は、那覇側に比べ利用車数がかなり少なくなっており、以前は、那覇側の青信号機時間を長くする時差式信号機が導入されていた。しかし、台風により前述の急勾配の坂が土砂崩れで通行止めとなったことにより、当交差点を利用して右折する車両が急増。それに伴い、時差式信号機を廃止し、両側に右折信号機を設置する対策がとられた。その後、坂は復旧し、再び当交差点で右折する車両は激減したが、右折信号機は現在もそのままである。交差道路は、交差点部分については南行きを除き直進・左折用および右折用の片側2車線で、南行きについては直進用・左折用・右折用の片側3車線でそれぞれ構成されている。沖縄都市モノレール(ゆいレール)延伸計画として、2008年3月に浦添市内を経由する浦添案が選定され、当交差点付近に終着駅(てだこ浦西駅)が設置されることになった。これに伴い、沖縄自動車道を経由する高速バスへの乗換対応および、パークアンドライド用の駐車場などの整備もあわせて行われる予定となっている。モノレールは2019年春に開業する予定である。
出典:wikipedia
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