新長谷寺(しんちょうこくじ)は、岐阜県関市にある真言宗智山派の寺院である。山号は吉田山。山号より通称「吉田観音(きったかんのん)」という。正式名称より通称で呼ばれることが多い。本尊は十一面観世音菩薩。三重塔、本堂など、国の重要文化財が多く、美濃の法隆寺の別名がある。美濃四国第二十二番。美濃三十三観音霊場第三十三番札所。美濃七福神(毘沙門天)1222年(貞応元年)、後堀河天皇の勅命により、空海の四世護認上人の開山という。1300年(正安2年)4月8日火災で焼失、1304年(嘉元2年)より4年をかけて再建した。1457年(長禄元年)に火災で焼失するが、1460年(寛正元年)に本堂が再建される。以後、その他の伽藍も再建される。現在の建物は、室町時代~江戸時代初期のものである。かつては多くの子院が存在したが、1868年(明治元年)廃仏毀釈のため、現在の規模に縮小される。仁王門を入ると正面に本堂、右手に三重塔が建ち、三重塔の左に薬師堂が建つ。仁王門 - 本堂間の参道の左側には、手前から釈迦堂、阿弥陀堂、大師堂が建ち、本堂の右手後方に鎮守堂が建つ。以上の堂宇は、仁王門(江戸時代)を除き、いずれも室町時代の建立で、屋根は檜皮葺きとする。並んで建つ釈迦堂、阿弥陀堂、大師堂の3棟はほとんど同規模、同形式の簡素な仏堂で、阿弥陀堂の屋根を入母屋造、他2棟を寄棟造とする点のみが異なっている。境内の写真撮影は固く禁じられている。
出典:wikipedia
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