箱根登山バス関本営業所(はこねとざんバスせきもとえいぎょうしょ)とは、箱根登山バスの営業所。大雄山駅・富士フイルム神奈川工場を中心とした南足柄市・小田原市・松田町の路線を担当している。本営業所の前身は、1921年創業の足柄自動車にさかのぼる。戦時統合により箱根登山鉄道足柄営業所となってからも、開成町に車庫を置いていた。また、路線についても秦野市や、小田原駅発着の一部路線も担当していた。秦野市方面の路線を1996年に湘南神奈交バスに移管したため、本営業所の営業エリアが狭くなったことから、2000年頃にいったん小田原観光営業所(当時)へ統合された。同時に開成町の車庫用地は売却されたが、大雄山駅バスターミナル脇の操車所が車庫機能を果たしており、車両も常駐していた。その後、2005年には関本営業所として正式に分離され、現在に至っている。なお2004年12月31日まで、小田急電鉄との連絡運輸を行っており、新松田駅連絡の乗車券と小田急特急券(指定券)の発行を行っていた。現在でも箱根登山バスや東海バスの案内所で小田急特急券の委託発売があるが、連絡乗車券の発売はない。バス・鉄道連絡運輸を目的として、当所で乗車券・特急券の発売を行っていたことは特記される。区間運転については省略する。小田原駅で特記がないものは小田原駅東口を指す。本営業所は、箱根登山バスの営業所の中で唯一、箱根地区の観光路線を担当しておらず、足柄万葉公園への路線を除けば地域輸送が主体の営業所である。このため、2008年現在の車両配置は通常の路線車のみで、10台が配置されているが、全て中型車である。三菱車・日野車が1台ずつ配置されている以外は、全ていすゞ車である。なお、台数が少ないため、検査時には小田原営業所の車両が運用に入る。かつては観光シーズンには箱根方面への応援のために、観光仕様車の配置もあった。
出典:wikipedia
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