近江舞子駅(おうみまいこえき)は、滋賀県滋賀郡志賀町大字北小松(1955年9月までは小松村、現在の大津市北小松)にかつてあった江若鉄道の駅(廃駅)。駅のあった場所は、江若鉄道の廃線後に開通した湖西線の近江舞子駅の南方にあたる。琵琶湖の代表的な水泳場である近江舞子水泳場のうち、中浜(雄松崎)の最寄り駅として多くの水泳客で賑わう駅であった。琵琶湖の中でも遠浅の地形で水泳や観光に適していた「雄松崎」の近くに開業した当駅は、当初その名前から雄松駅(おまつえき)と称していた。昭和に入ると雄松崎を観光地として開発する動きが高まり、宣伝のために雄松崎の風光明媚な景観は兵庫の舞子の浜になぞらえられ「近江舞子」と称されるに至った。当駅もそれに合わせて近江舞子駅に改称している。当地には江若鉄道による鉄道路線のほか太湖汽船(現在の琵琶湖汽船)による観光船も就航し、キャンプ村やホテルといった宿泊施設の相次ぐ開設も奏功して夏季には水泳客が多く訪れる琵琶湖を代表する水泳場となった。駅舎は赤い瓦に三角の屋根という特徴的な外観であった。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。