無料(むりょう)とは、その財やサービスの提供について、受益者に代価を求めないことである。無償(むしょう)、只(ただ)などともいう。インターネット上の日本語検索エンジンで、最も多く入力されるキーワードの一つが「無料」である。ドイツの絵葉書には、切手を貼る場所に「」という言葉が印刷してある。「」は、「自由」の意味だからといって「無料で好きにやって」という意味にとってはならない。この場合は、「(所定の料金を払うという)義務を果たして」という意味である。ヨーロッパ人にとっては「自由」がいかにその対価と裏表であるかという例であるが、無料も本来は、それ相応の対価があるべきもので、完全に無前提の「無料」というものは、絵空事に近いものである。実際に、一切対価を求めない「無償」という意味での無料は非常に少ない。『ただより高いものはない』と俗に云う様に、別の側面で金銭での対価を求めたり、金銭以外の代償(個人情報などの提供)を求める無料は多く存在する。無料を餌にした詐欺や悪質な訪問販売による被害も多く発生している。例えば、インターネットに於ける出会い系サイトやアダルトコンテンツは、よく「完全無料」などと表記しているが、これはアクセス自体は無料だが、パケット通信料・電子メール文の閲覧・送信、アダルト画像を閲覧するのに、別途の法外な料金を課されるなどの内容のものである。広告に関して、例えば過去ソフトバンクモバイルが携帯電話の通話料などを「¥0」と大きく書いた上で、欄外に消費者が認識しづらいほど微小な文字で例外を書いた広告を掲載し、批判を浴びるとともに公正取引委員会から景品表示法違反の疑いで警告を発した例がある。オンラインゲームの類では、グリーがソーシャルゲームのテレビCMで「無料です。」という案内を強調していたが、実際はコンプガチャなどの課金要素が導入されている。またこれを使用してレアアイテムを入手するには、数万~数十万円を注ぎ込まなければならない例が多発したため、無料というのは乏しいものとなっている。無料を意味する「ロハ」という俗語は、漢字の「只」(ただ)を片仮名に分解すると得られることから来た俗語である。指揮者の小澤征爾の著書「ボクの音楽武者修行」の章タイトルに「インドでのロハ入場」という用例がある。中国語では、「無料」ではなく「(ミエンフェイ )」と書くのが普通である。今日無料で提供されるサービスの多くは、慈善活動・ボランティアとして提供されている物、広告収入によって費用が賄われているもの、顧客獲得の手段として企業の宣伝活動の一環で提供されるもの、政府や自治体、公共団体による費用負担で費用が賄われているもの、有用資源利活用による収入によって費用が賄われているものに大別できる。以下に日本国内において無料で受けることの出来る財・サービスの一例を列挙する。顧客データを獲得する為、顧客に対象商品を購入させる為、顧客に付随商品を購入させる為、顧客に商品購入のおまけとして与えるものがある。
出典:wikipedia
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