第86師団（だいはちじゅうろくしだん）は、大日本帝国陸軍の師団の一つ。1944年（昭和19年）4月4日に留守第56師団を基幹に久留米で編成された。当初は西部軍の指揮下に在ったが、翌1945年（昭和20年）4月8日には新設された第57軍戦闘序列に編入、鹿児島に在って志布志湾沿岸の守備を担当、沿岸配備師団が防いでいるところに出撃し攻撃をかける機動打撃師団として本土決戦に備えるなかで終戦を迎えた。

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