伏見(ふしみ)は、日本海軍の砲艦。「隅田」[I]とともに日本海軍初の本格的な河用砲艦である。艦名は旧山城国紀伊郡の郷名による。中国長江流域での権益保護の必要性から建造された。イギリス、ヤーロー社で1903年3月22日に起工、完成後それを解体し上海に輸送した。上海に出張した川崎造船所により組立てを行った。1906年8月8日、仮称艦名第二号浅喫水砲艦を「伏見」と命名、同月16日、二等砲艦に類別され、同年10月1日に竣工した。1911年4月、日本軍艦として初めて長江三峡を越えて重慶まで遡行した。第一次世界大戦において、当初、中国が中立の立場であったため、1914年から翌年にかけて武装解除の上、抑留されたが、中国が連合国側に加わると復帰した。1931年6月1日、砲艦に類別変更。翌年の第一次上海事変において、上海や長江方面の警備に従事した。1935年3月1日、除籍。その後売却され上海で解体された。
出典:wikipedia
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