植木は、神奈川県鎌倉市北西部(玉縄地域)に存在する大字。旧鎌倉郡植木村。郵便番号247-0073。北部を城廻、南部を岡本、東部を玉縄と接し、西部は藤沢市渡内及び村岡東に接している。住宅地の地価は、2015年(平成27年)1月1日の公示地価によれば、植木字植谷戸156番3の地点で14万4000円/mとなっている。古くは玉縄村の一部だったようだが、元禄年間に村として独立した。植木という地名の由来は、後北条氏によって玉縄城が築城された際に城を防衛するために多数の樹木を植林した事に由来すると伝わる。植木という地名が現存する史書によって初めて確認できるのは天正17年(1589年)に後北条氏が発給した朱印状である。後北条氏が支配していた時期の植木は、玉縄城の城下に位置する事、藤沢~鎌倉間を結ぶ往還が植木内を走っていた事、龍宝寺など後北条氏ゆかりの寺院などがある事、天正年間には大筒を鋳造可能な鍛冶屋が存在した事などから、既に町が形成されていたものと推定されている。後北条氏滅亡後は一時徳川氏の直轄領をへて、玉縄藩領となる。玉縄藩廃藩後は再び天領となるが、正徳元年(1711年)には新井白石に与えられる。同年来日した朝鮮通信使が鎌倉近辺を訪問した際、村内の龍宝寺が宿舎として使われた。明治15年(1882年)に玉縄小学校が龍宝寺境内に移転する。明治22年(1889年)に玉縄村と再び合併し植木は大字になった。
出典:wikipedia
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