株式会社東武（とうぶ）は、北海道東部でスーパーマーケットを展開している企業である。大手私鉄の東武鉄道や山口県の東武住販とは無関係である。千葉正治が旧国道272号沿いの標津郡中標津町の旧市街地である東五条北一丁目にショッピングセンター東武を開設したのが始まりである。中標津町の旧市街地を代表する大型店となり、1995年（平成7年）9月22日には常呂郡端野町（現・北見市）に端野店を開設した。2003年（平成15年）7月5日には端野店をスーパーセンターへ業態転換して24時間営業にすると共に取扱品目を12万品目へ拡大し、「スーパーTマート東武」として新装開店した。2005年（平成18年）7月1日には国道272号バイパス南側の中標津町南町3-10に東武サウスヒルズを開設し、旧市街地にあった旧店舗を閉鎖して本店を移転させた。1995年（平成7年）よりダイエーとフランチャイズ契約を締結したが、ダイエーが経営再建途上にあった2006年（平成18年）に契約を解除。以来独立系のスーパーマーケットとして運営している。契約解除後もOMCカード所持者向けの特典や、「一の市」などダイエー系列時代に行われた企画の一部は継続されている。シンボルマークはひらがなの「と」を左向きのハトにデザインしたものである。

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