キュービィ (Q-Bee) は、カプコンの2D対戦型格闘ゲーム『ヴァンパイア』シリーズに登場する架空のキャラクター。魔界に生息する虫の一族、魔界蟲ソウルビー族。彼らは固体数50 - 150匹ほどの個集団を作り、その内のリーダーたる存在の役職名のようなもので「キュービィ」と呼ばれている。ソウルビー族は新陳代謝が非常に激しく、36時間以内に栄養を摂取しなければ餓死してしまう。ゆえに、食料を確保するために嗅覚が優れており、自分達以外の動くものは全て栄養源で、捕食するべきものと認識する。彼らはドーマ家領内に生息していたが、本来の主がいなくなったことにより領内は荒れ果て、滅亡の危機に瀕していた。そんな折、新たにリーダーたる役目を負った個体であるキュービィが誕生する。目を覚ました彼女の耳に、復活したジェダの声が響く。すぐさま、その声の発信源を捕らえたキュービィは、食欲と種の繁栄という生きるための本能に突き動かされ、狩りのために魔次元へ飛び込んでいく。『セイヴァー』のエンディングでは、ジェダとの同化を拒み、爆発的に数を増やし、魔界の中心に一大帝国を築く。そして、その先にあるものは絶望か、それ以外の何かかを示唆して終わる。キュービィの風貌はハチのコスプレをしたような姿の少女だが、これは着ぐるみ状の擬態であり、本体は虫なので遥かに小さい(後述)。紫の髪色をしており、首周りと手首は白い綿毛に覆われて、黒と黄の模様の入った服を着ているように見える。背中には虫のような1対の羽があり、お尻にはスズメバチのような腹部がついている。人のような顔を持っているが、これは一種の擬態であり、人の顔の上にある大きな触角と複眼が、虫としての本来の顔である。また、人間を模した手足は、虫としての前足と後ろ足に該当し、昆虫のような中足がわき腹付近に収納されている。元が昆虫なだけに、本能に忠実であり、常に飢えている。知性は人間の4 - 5歳児程度で、簡単な人語を解す程度。勝利メッセージからもその様子が見てとれ、口調は全て片仮名で表記される。戦闘時は人間とほぼ同じ大きさに擬態して戦うが、通常時は一般的な昆虫の大きさ程度しかない。通常時の姿は、戦闘前のイントロやアナカリスの王家の裁きを食らった際に登場する姿である。電撃ダメージを受けた際はどうやって着ぐるみを操っているかも確認できる。ホームステージは設定されてはいないが、プレイステーション版『ヴァンパイア セイヴァーEXエディション』のプラクティスモードのキュービィのメインテーマと『ヴァンパイア ダークストーカーズコレクション』の『ハンター2』アレンジ版の個別テーマには「GREEN SCREAM(緑の叫び)」のステージBGMが流れる。また、『ハンター2』アレンジの裏BGMには「CONCRETE CAVE(コンクリートの洞窟)」が割り当てられている。『ヴァンパイア クロニクル』ではキュービーとも表記されている。名前の由来は「Queen Bee」→「Q-Bee」。戦闘スタイルは、人間のような格闘のほかに「蜂」をモデルにしているだけあって、それを模して体の各部から出る針を使っての攻撃が基本。しかし、様々な種類の蜂の特性を持ち、「ミツバチ」のような蜜で相手をくるむ攻撃や、「スズメバチ」のように針を使っての攻撃、さらには「ベッコウバチ」に代表される狩り蜂のように相手に卵を産みつけるような攻撃まである。通常技は、地上・空中を問わず中攻撃のリーチが長く、性能も高い。チェーンコンボは中攻撃で締める場合がほとんどである(強攻撃は複数ヒットする代わりに性能が低く使いづらい)。高いスピード性能を持っており、地・空両方で出せる相手のいる方向に飛んでいくダッシュ、空中に一定時間留まれる特殊能力、さらに空中での食らい判定の小ささのおかげで、高い空中戦能力を持っている。その独特の動きで相手を翻弄しやすく、防御を崩しやすい。「攻め」に関しては『セイヴァー』における三強に数えられる性能だが、反面、防御力が極端に低く、相手に捕まると一気に形勢が不利になることも珍しくない。いかに相手を翻弄させ、攻撃を受けずに倒すかが重要になる、攻め重視のスピードキャラと言える。キュービィの必殺技は、ガードキャンセル技の「R.M.」、コマンド投げの「O.M.」、ダークフォースの「i」以外、全て空中で使用できる。
出典:wikipedia
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