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賢島

賢島(かしこじま)は、三重県志摩市の英虞湾内にある有人島。奥志摩観光の拠点である。2015年(平成27年)現在の人口は126人。英虞湾に浮かぶ島で最大の面積があり、本州との間は10m未満である。近鉄志摩線が本州から島内に入り込み、島中央部に終点賢島駅がある。島内には、志摩マリンランド、志摩観光ホテル・賢島宝生苑などのレジャー施設、賢島港などがある。このほか、大手企業の保養施設も島内には点在している。江戸時代の指出帳には「かしこ山」とある。当時の農民が干潮の時、本州から徒歩(古語では「かち」と言った)で島に渡れたため「かちこえ島」と呼ばれたものが、訛って「かしこ山」→「かしこ島」となったとされる。現在の漢字表記「賢島」に改められたのは、鉄道開通の時である。「かしこ島」というかな書きでは関係者が困るという理由から漢字が充てられたのであった。賢島に人が住み始めたのは讃岐岩製の石鏃(せきぞく、矢じり)が発見されたことから、縄文時代と考えられている。島内からは、古代の製塩跡も発見されている。しかし、後に無人島となり、1929年(昭和4年)に志摩電気鉄道(現在の近鉄志摩線)が開通するまで、島内は松林と水田が見られる程度だった。島内には主に旅客を扱う賢島駅と貨物専用駅の真珠港駅がおかれた。鉄道開通と共に開発が行われたが、当時は宿が1軒と商店が数軒だけという状態だった。鉄道開通により、賢島は真珠養殖資材の発散基地としての性格を持った。1946年(昭和21年)の伊勢志摩国立公園指定、1951年(昭和26年)の志摩観光ホテルの開業を期に、近鉄による資本を中心として観光地化が進んだ。特に1964年(昭和39年)6月、近鉄は社内に「伊勢志摩開発委員会」を設置し「伊勢志摩総合開発計画」を策定、鳥羽地区と志摩地区での開発を企画し、特に志摩を重視した。そして1970年(昭和45年)の日本万国博覧会(大阪万博)に合わせて名古屋・大阪方面から志摩線へ近鉄特急の直通運転を実施することとなり、志摩線の軌間を1067mmから1435mmに改めることにした。その影響で1969年(昭和44年)に真珠港駅が廃止となった。一方、地元では密殖による病気の発生、水質汚染、世界的な真珠価格の暴落を背景に基幹産業であった真珠養殖業の斜陽化が見られ、島民の中には観光業に転じる者が出現した。さらに1968年(昭和48年)には志摩用水の整備で水不足問題が解消され、観光地発展の素地が整った。こうして近鉄系列の宿泊施設や志摩マリンランド、住民らが経営する旅館・民宿の立ち並ぶ観光地・賢島が形成された。1987年(昭和62年)には『男はつらいよ 寅次郎物語』のロケ地に選ばれ、多くのファンが賢島を訪れた。現在では志摩地域の観光拠点として定着し、年間1260万人(『1992離島統計年報』による)の観光客が訪れている。2015年(平成27年)6月5日、2016先進国首脳会議(伊勢志摩サミット)の会場になる事が決定した。これを受け、賢島駅前に臨時警備派出所が2016年(平成28年)2月16日に設置された。同年5月21日から5月28日まで入島規制が敷かれ、IDカードと車両証を持つ関係者以外は入島できなくなった。賢島港(かしこじまこう)は、三重県志摩市阿児町神明賢島にある地方港湾。志摩電気鉄道(現・近鉄志摩線)の開業に合わせて1929年(昭和4年)に個人が私財を投げ打って開港した。1953年(昭和28年)9月22日に地方港湾指定。港湾は賢島周辺の横山島・多徳島を含む海域200haで円形をしている。現在は定期船や観光船の就航する志摩市の海の玄関口である。輸出入及び移出は各年次とも0t、移入物は全量農水産品。志摩マリンレジャーにより以下の航路が運航されている。また、賢島遊覧船組合による賢島 - ともやま間の遊覧船もある。賢島の対岸にある阿児町神明地区(特に三重県道17号浜島阿児線沿線)も一般に賢島と呼ばれる。企業の保養所や別荘が数多くあり、ゴルフ場・近鉄賢島カンツリークラブも整備されている。賢島対岸の別荘地は1960年代の近鉄による「伊勢志摩総合開発計画」に基づいて63ha300区画が整備され、1969年(昭和44年)9月のゴルフ場開業と同時にゴルフ会員権付きで分譲された。1970年(昭和45年)には賢島スポーツランドを別荘地内に、志摩マリンランドを賢島島内に開業し、別荘地と賢島を結ぶ賢島大橋も近鉄資本で建設した。企業の保養所は1995年(平成7年)時点では97軒存在したが、2009年(平成19年)には実質稼働している保養所は20 - 30軒程度まで減少し、一部は素泊まりの宿泊施設に転用されている。

出典:wikipedia

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