痛快!エブリデイ(つうかい!エブリデイ)は、関西テレビで生放送していた関西ローカルの情報番組である。この項目では前身である『やる気タイム・10』についても詳述。1993年春、桂べかこ(現・桂南光)と笑福亭松葉が司会を務めた生活情報番組『やる気タイム・10』が前身でこちらの番組人気不振に伴うリニューアルの形で10月4日より『痛快!エブリデイ』として改題し放送開始。番組当初は『やる気タイム・10'』から続けて南光と松葉、そして関西テレビアナウンサーの関純子を加えた計3名が番組の司会を務めていた。家庭の主婦を主なターゲットとしており、社会問題、日常生活、流行アイテムなど様々なジャンルの情報を取り扱う。放送開始から長らくモノラル放送であったが、2008年1月7日放送分からステレオ放送に変更された。また、これと同時に、オープニングテーマとタイトルロゴ、スタジオのセットが新しい物にそれぞれリニューアルされた。番組最高視聴率は2001年1月8日の回の16.2%で、「特に変わったゲストや企画を用意していた訳ではなく休日であったことなどから在宅率が高かったことが理由でたまたま高視聴率だった」と司会の南光は進行分析していた。2004年10月より火曜と金曜に実施していた生中継を廃止するなど、企画を大幅に変更。2008年1月のリニューアルでは全曜日を通してニュースコーナーを新設。芸能ニュース(特にゴシップといったジャンルの話題)は扱ってこなかったが、これを機に(わずかであるが)取り扱うようになった。その後「本音を通して大阪らしい情報や娯楽を提供してきたが、その使命を全うした」(スポーツニッポンの報道で寄せたコメント)という理由で、2008年6月27日で番組が終了し、14年9ヶ月の歴史に幕を閉じた。放送回数は3,707回。『発掘!あるある大事典II』の捏造問題で大きなダメージを受けた関西テレビの制作費削減と、「(後継番組が)視聴者と心で繋がる番組を作りたい」という同局側の意向も一つの理由とされている。後継番組は『ごきげんライフスタイル よ〜いドン!』。ニュース・芸能を扱わず、街角の話題やライフスタイルなどをテーマにしたVTRとスタジオトークを展開している。進行は藤本景子(関西テレビアナウンサー)が担当しており、レギュラーパーソナリティとして円広志を起用している。最終回のエンディングで、司会の桂南光は「この番組は本当は半年で終わるはずやった。(番組の企画を立ち上げた)苧木さんのおかげでここまでやってきた」と語った。1995年1月17日早朝に近畿地方を襲った阪神・淡路大震災の際には、発生翌日の1月18日から2月2日までの3週間、通常の企画を休止して震災関連一色の内容に特化した。“危機の報道より安心のための生活情報”を震災企画のコンセプトに掲げ、FAXや電話などから収集した生活情報や、ビデオレターによる安否情報などを放送するなど、被災者への最新情報を最大限に伝えた。また、司会の桂南光が震災で壊滅的被害を受けた神戸市の被災地を訪れ、被災者へインタビューする企画も随時組まれた。なお、震災発生から3日後の1月19日の午後2時から「痛快!エブリデイ 阪神大震災緊急特番」を放送した。また、毎年8月ごろには「エブリ寄席」が放送され、主に漫才、コント、落語、大喜利が行なわれる(これは事前収録のため、この時に南光・関などが夏休みを取っている)。南光曰く、大喜利の司会は大変らしく、メンバーが司会者の言うことを聞かないのだとか。桂雀松、桂小枝、桂雀々以外は月曜日の「男がしゃべりでどこが悪いねん!」のレギュラー出演者である。番組終了後も、「扇町寄席」と改題して企画は継続している。表記は全てJSTとする。月曜 - 金曜 午前9:55 - 11:10他2008年1月7日からスタートした、月~木曜日の通し企画。新聞の記事から政治、社会、芸能など気になるニュース7項目をピックアップし、南光と曜日レギュラー、ゲストが議論するというもの。ナレーションは月~水曜はきしめん、木曜は豊田康雄が担当。2008年1月11日から毎週金曜日の前半に放送される、「ニュース!今日の7人」の芸能・スポーツバージョン。一週間の芸能界・スポーツ界のニュースを振り返る。進行はチャド・マレーン。前身は桂春蝶、月亭八方等が出演したワイドショーWHO「男の井戸端会議」。月曜に行われる企画。通常はゲストも含めて男性出演者のみで、1週間のニュースを振り返る。その合間に小話を織り込んだり、出演者のキャラクターに合わせて話を振ったり(「犯罪ネタは中田ボタン」など)、南光曰く「大喜利」状態で繰り広げられる(これはエブリ寄席の大喜利でも見られる)。関はオープニングとエンディングしか出演しないが、女性に関係する問題を取り上げるときなどに限って参加する事もある。同曜日のみ全編生放送。平日午前中の生放送にも関わらず、このコーナーに限っては下ネタや出演者自身、身内、知人等の暴露話が比較的多く、午前中の放送番組としてはやや過激なトークが繰り広げられるのが特徴。月曜が仕事の休みとなる中年男性やサラリーマンからの人気が高く、特に出張で訪れたサラリーマンが、宿泊先でたまたま視聴し、あまりのおもしろさにファンになってしまう(大阪出張の度に視聴するファンもいる)という話が番組内で度々紹介される。『エブリデイ』終了後もこのコーナーのみは残してほしいという意見があった。(朝日放送ラジオ『誠のサイキック青年団』にて竹内義和のコメント)2011年11月3日に南座で行なわれる南光の還暦記念落語会にて復活、また2013年1月5日、10:00から1時間番組「正月から男がしゃべりでどこが悪いねん!」の特番として復活。火曜に行われる企画として2007年10月2日からスタート。「男がしゃべりでどこが悪いねん!」のおネエバージョンとされる。水曜に行われる企画。芸能人が日本各地を訪れ、温泉やグルメなどを嗜むというもの。かつては、火曜に行われた名物企画「わがまま気ままぶらり旅」としてリニューアルとなる。木曜に行われる企画。一般市民たちが社会に対し抱いている疑問や怒りの声を、この曜日を使い調査し、相談に乗る。視聴者たちから送られてくる怒りの声は、国、地方自治体、社会保険庁、郵便局などの公に対しての声、架空請求詐欺やその他詐欺行為など、一部の悪徳業者が行っている犯罪紛いの商行為に対しての声が多い。コメンテーターを務めるゲスト出演者が2名、弁護士が1名いずれも週代わりでスタジオに登場し、彼らが視聴者たちの相談役となる。この曜日で怒りのスペシャリストとしてレポーターを務める中井雅之は、ゴミの不法投棄、自転車の路上放置、公道での路上駐車などが行われている現場へと赴くことがある。番組の放送中も、FAXを通じ視聴者たちから怒りの声を募集している。紹介された怒りの声に対し送られてきた反響FAX(私も似たようなことがあった、など)は、番組の終了直前に読み上げられる。ちなみに怒りの声が採用された視聴者を「怒り主(いかりぬし)」と呼ぶ。この企画で一般市民たちの意識と役所に勤める公務員たちとの意識の差異が明らかになることが多く、司会の南光も毎週「役所はそんなところです」とコメントするという状態である。後によみうりテレビ制作分の水曜SUPER SURPRISE(2009年12月までは木曜)の原点となった。※タイトルの由来は、かつて毎日放送で放送されていた「モーレツ!!しごき教室」から。金曜に行われる企画。かつて火曜に行われていた企画。芸能人が日本各地を訪れ、温泉やグルメなどを嗜むというもの。ハイヒール・モモコとその夫、子供たちがゲストで出演することが多く、実質準レギュラーという状態になっていた。そして番組のオープニングと後半に、関西各地から中継するコーナーを内包。夫婦漫才のかつみ・さゆり、「あるある探検隊」でブレークする前のレギュラー、後にM-1グランプリを受賞するブラックマヨネーズらがこの曜日の中継レポーターを担当していた。かつて水曜に行われていた企画。毎回一つのテーマを元に特集を組む。年末には、その他の曜日も巻き込み「アカンデミー大賞」が開催される。かつて金曜に行われていた企画。家庭の主婦のため、暮らしに役立つ情報を毎週この日に紹介していた。関西各地の商店街や百貨店、スーパーからの中継コーナーも内包し、六車奈々やマイク仲田らが担当していた。2004年10月から2007年3月まで火曜日に行われていた企画。レポーターとしてビッキーズも出演。2004年10月から2007年12月まで金曜に行われていた企画。大阪市北区にある架空の「一膳めし屋 こんとい亭」を舞台に行われる。番組のレギュラー出演者が、客として来店するゲスト出演者が好みとする食材を調達し、和食、洋食、中華の3人のTEC日調講師(料理人)が考案したメニューの中からひとつを選んでスタジオで調理された。2007年4月3日から2007年9月26日まで火曜日に行われていた企画。関ジャニ∞の丸山隆平と、お笑いコンビのNON STYLE・天津を新レギュラーに迎えて送る。2007年3月末までの火曜の企画「南光・ピーコの気になる?!」のコンセプトはそのまま残し、教育・お金・医療問題など世間で気になる情報を送る。また、丸山隆平が昭和時代の懐かしい物を紹介するVTRコーナーもある。「南光・ピーコ - 」時代から続いている後半コーナーの「江原啓之 心の処方箋」は継続される。また、江原啓之が生出演する場合は全編「心の処方箋スペシャル」として放送される。また「辛口ピーコのファッションチェック」も不定期で実施する。この番組自体を舞台にしたテレビドラマが番組内で制作、放送されたことがある。番組宛てに何者かからの脅迫状が届き、その犯人を南光を始めとする番組レギュラー陣が突き止めていくというストーリーで進行する。実際にレギュラー出演者陣が自身の役を演じた。
出典:wikipedia
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