磁気治療器（じきちりょうき）は、磁力線を使用した医療機器のことである。日本において通常はネックレスやブレスレット、絆創膏や下着に粒状の強力永久磁石を内蔵して、その磁気の力で疾病の予防、改善、治療の役に立てることを意図している。医家（医療機関）向けには据え置き型の交流式磁気治療器も存在する。装身具や下着類似の形状の保持部分に高強度の磁力線を発する永久磁石が通常複数個、埋め込まれており、使用者の体表面近くに常時接することになる。磁力の強度はさまざまだが、たとえば大手の商品では一粒が80－180ミリテスラ（800-1,800ガウス）を内蔵する強力磁石が数個から数十個含まれている。。また「磁力が血液中のイオンを増やし、イオンが神経に働きかけることでマッサージ効果が発生する」というのもある。また、弱い磁石が人体に影響を与えるなら、MRIのようなものは危険過ぎて使えないことになる。

出典:wikipedia