『がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻き』(がんばれゴエモン とうかいどうちゅう おおえどてんぐりかえしのまき)は、2005年6月23日にコナミから発売されたニンテンドーDS用ソフト。がんばれゴエモンシリーズの一つ。いつもながら平和なはぐれ町。ある日の昼下がり、ゴエモンとエビス丸は長屋でのんびりと過ごしていると、突然おみっちゃんが何かの紙を握って慌てて入ってきた。瓦版がなんとゴエモンとエビス丸の手配書を配っていたのだ。身に覚えのない悪事にゴエモン達が無実を証明するために奉行所に行こうと身なりを整えて長屋を出ようとしたその時、役人たちが血相を変えてやって来てゴエモンとエビス丸を縛り上げ、奉行所に連れて行ってしまった。そしてはぐれ町の奉行・遠山金衛門により有罪判決を言い渡され、二人は問答無用で牢屋に放り込まれてしまう。ヤエの助力によって何とか牢屋から抜け出し、自分達の偽者が現れる事になっている「ほろほろ寺」へ向かったゴエモン達は、その奥で「Mr.五右衛門団」を名乗る謎の集団に遭遇。不恰好ながらも自分達に似せようとしている姿から、彼らが手配されている悪党達であることを確信するも、怒った妖怪の妨害に遭って、Mr.五右衛門団には逃げられてしまう。ゴエモンたちからMr.五右衛門団の存在を聞いた金衛門はあくまで一時休廷とし、完全に疑惑を晴らす条件として真犯人であるMr.五右衛門団の捕縛を命じる。こうして、ゴエモンたちはMr.五右衛門団を探し出すべくはぐれ町から旅立ち、東海道中を渡る旅へと出るのであった。がんばれゴエモンシリーズの1つであり、現時点での最終作。本作を最後にゴエモンシリーズを手掛けたスタッフは解散している。シリーズの一部作品に見られたアクションアドベンチャーの要素が採用されており、3D構成で描かれたマップを探索し、キャラクター固有の特殊能力などを駆使して道中を進んでいく(一部のアクションステージおよびボス戦はサイドビューに変化する)。ストーリーは全8話からなる章仕立てとなっており、各話の最後に登場するボスキャラクターを倒すとステージクリアとなる。ニンテンドーDSのタッチスクリーン機能を活かしたゲーム性が組み込まれており、道中の謎解きに使うほか、ボス戦でタッチを行うことで戦いを有利に進めることができる。また、ゴエモンインパクト戦は従来の主観視点による3Dバトルからタッチパネルに表示されたアイコンをタッチすることでインパクトを動かすシステムとなっている。また特定の場所をタッチすることで隠れキャラ「のすとらくん」が出現する。プレイヤーのライフ(体力)は最大10(ハート5個分で、1つにつき2ダメージ耐えられる)、残機の初期数は3。敵の攻撃やトラップを受ける、人魚状態のヤエ以外のときに着水するなどでライフが減り(鎧を装備していれば防止できる)、ライフが尽きると残機数が減る。また穴に落ちる、道中を転がっている太鼓や雪球に巻き込まれるなどでライフの残量に関係なく即アウトとなる。残機が減った際はライフはハート3個、武器レベルは最低から再開となる。残機がなくなるとゲームオーバーとなり、前回セーブしたところから再開するかタイトルに戻るかを選ぶ。残機は「大入り袋」の購入で最大9まで増加可能。所持金は初期の段階では200両まで持つことができ、敵を倒したときに出現するお金を取得することで増加し、サブウェポンの使用時やよろずやでの買い物などで消費する。イベントで最大所持金を増加させることができる(最大999両)。敵から出現する「白い招き猫」を取るとメインウェポンのレベルが上がり、攻撃力が上がる(最高3段階まで)。ダメージを受けるとレベルが下がるが、鎧を装備していれば防止できる。「金の招き猫」を取るとライフが全回復し武器レベルも最高になる。本作ではタッチパネルをリモコンに見立て「コントローラーでインパクトを遠隔操縦する」という設定になった。横視点の画面にてインパクトとボス敵が対峙し、その手前にてリモコンを持ったキャラクターが表示される。インパクトと同時にキャラクター自身も十字キーの操作によって動かすようになり、敵が妨害を仕掛けてくるようになった。敵の体力を0にすれば勝ちとなり、逆にインパクトの体力が0になると敗北となる。キャラクターがダメージを受けてリモコンを落としてしまったり、インパクトから離れすぎると電波が圏外となってインパクトが操作不能となる。大ダメージを受けるとインパクトの首が180度回転してしまい。一部の技に影響が生じる。敵を攻撃することで必殺ゲージと気絶ゲージが溜まり、前者がたまると必殺技が使用可能になり、後者がたまると敵メカが気絶する。また、戦闘中雑魚敵がアイテムを運んでくることがある。インパクトへの指示はDSのタッチスクリーンに書かれたパネルをタッチすることで行い、キャラクター本体はボタンと十字キーで操作する。パネルには以下の種類がある。ゴエモンとエビス丸は最初から使用可能で、サスケとヤエはストーリーの途中から使えるようになる。セレクトボタンでキャラクターを交代でき、状況に応じてキャラクターを切り替える必要がある。メインウェポン、サブウェポン、特殊能力はLボタン+十字キーの左右で切り替えることができる。随所には道場があり、そこでお金を払うことで術を覚えることができる。500両(ゴエモンのみ覚えられるようになるタイミングの関係上300両)。敵を倒したときに出る「巻物」を取ると、術を繰り出すためのゲージが増え、満タンになるとRボタンを「術」にあわせ、Xボタンを押すことで術が使える(一度使うとゲージは空になる)。術は基本的に画面内のすべての敵にダメージを与える。お金類から白い招き猫までのアイテムは敵を倒すと出現する。従来のシリーズと異なり、回復アイテム・防御アイテムは画面上部のアイテム表示画面にて任意に指定・装備する仕様となっている。おにぎり類、お札はRボタンで装備し、Xボタンを押すことで使用する。鎧類、天狗面は従来通り装備するだけで効果がある。アイテムなどの物価は後の町に行くほど高くなる。
出典:wikipedia
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