『RELICS -The recur of "ORIGIN"-』(レリクス ザ リカー オブ オリジン)は、1999年にボーステックが発売した PC 用アクションRPG である。1986年に発売された初代『レリクス』と同じく、登場キャラクターの肉体に乗り移るという斬新なシステムはそのままに、アイテム、乗り移れるキャラクターの大幅な追加が施された。また、自分の行動、乗り移った肉体によってエンディングが変化するマルチ・エンディングを採用している。この作品より、クォータービュー画面が採用され、BGM、登場キャラクターを倒した(倒された)時の悲鳴など、演出面においても強化されているのも、特徴の一つとなっている。操作のほとんどはマウスオペレーションで行うが、後述の特殊能力を使う場合などに限り、特定のキーも使う。漆黒の闇の中を漂う、一つの精神体…精神体は、青い惑星に惹かれ、長い長い旅をしていた。長い旅の間に記憶を失い、更には存在の大半を失っていた精神体は、消滅の危機に瀕している。精神体が青い惑星に視線を下ろすと、海辺に巨大な石造建築物、その近くに数体の生命体の存在を見つけた。「あの生命体の肉体を手に入れれば…」精神体は、消滅までの残り少ない時間で、肉体を手に入れるべく、石造建築物に向けて降下していった…。精神体である主人公を、多種多様な生物の肉体に乗り移らせ、進めていく(本作および『The 2nd BIRTH』では「スピリットライド」、ほぼ同一のシステムを持つ『RINNE』では「ボディスナッチ」と称される)。ある肉体へ乗り移るには、その肉体の死体が必要となる(通常は主人公がその肉体を倒して用意するが、最初から死体が用意されている場合や、イベントなどで自動的に肉体を獲得する場合もある)。主人公の能力は、基本的に肉体の能力に左右される。また各肉体には「火」「雷」「聖」「魔」の四種類の属性が存在し、属性攻撃に対する防御に強く影響する。肉体によっては特殊能力が使えるものもあり、回復、絶対防御、遠距離攻撃、広範囲攻撃、属性攻撃など、多様である。更に、肉体によって所持できるアイテムの上限数も異なる。肉体には「LATENCY(レイテンシー)=肉体に対する熟練度」というパラメータが存在し、戦闘や特定のアイテムによって上昇、その肉体の能力が強化される。攻撃力、防御力、属性等はアイテムによっても補強できるが、能力の強化を促す代わりに相反する能力を弱体化させるアイテムや、弱体化のみで強化能力のない「役立たず」なアイテムも存在する。肉体は「CLASS(クラス)=種族」による相互関係を持ち、同種族のNPCは友好的に、異種族のNPCは敵対的に接する。同種族のNPCとは会話でき、基本的に攻撃できない(特定のコマンドを使えば攻撃可能だが、その階層の同種族を敵に回すことになる)。マルチエンディングである為、エンディングは複数存在する。初めてエンディングを見るとスタートメニューに「ENDING LIST」が追加され、既に見たエンディングのリプレイが可能となる。本作品には、数種類の種族、多様なキャラクターが登場する。特定のキャラクター、ボスキャラ以外の全てに乗り移ることが可能である。
出典:wikipedia
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