『デッド オア アライブ』("DEAD OR ALIVE"、デッド・オア・アライブ、デッドオアアライブ、死或生、生死格斗、生死格鬥)は、コーエーテクモゲームス(旧テクモ)や他社およびその海外支社から発売された日本の対戦型格闘ゲーム・バカンスゲームなどのシリーズ、およびそれを原作とする洋画、ゲームブック、パチンコ作品などのメディアミックスである。セガの『バーチャファイター』が開拓した3D対戦格闘ゲームブームの時流にあった1996年に第1作目『デッド オア アライブ』』がアーケードゲームとして稼動。テクモ時代から代表されるタイトルとして知られ、板垣伴信が中心となって組織された社内部署のTeam NINJAが開発を担当している。略称はDOA(ディーオーエー、ドア)、など。最大の特徴は、パンチやキックといった打撃技と、ガードを破れる投げ技という2大概念とは別に、攻防一体のホールドという掴み技を考案・導入した点で、打撃は投げに勝ち、投げはホールドに勝ち、ホールドは打撃に勝つという三すくみの関係で成り立っており、「DOAといえばホールド」というイメージを確立させたことである。2001年に発売されたXbox専用ソフト『デッド オア アライブ3』からは一旦アーケードを離れ、あくまでも移植が中心だったコンシューマーゲームの各ハードを新作続篇の提供元に変え、2004年の『デッド オア アライブ アルティメット』にてオンラインゲーム市場に、2009年のWindows向けフリーミアム作品『DOA ONLINE』にて海外限定ながらパソコンゲーム市場にも参入した。その後、2013年の『デッド オア アライブ5 アルティメット アーケード』(以下5UA)にて約13年振りにアーケード市場で稼動した。一方、スピンオフ作品として対戦格闘ゲームではないバカンスゲーム『デッド オア アライブ エクストリーム ビーチバレーボール』(以下X)が2003年にXbox専用ソフトで発売されてからシリーズ化され、可愛い女性キャラクターおよびバストが大きいことを前面に押し出しているのも特徴(#開発も参照)。2006年以降には続篇の『DOAパラダイス♪』『デッド オア アライブ パラダイス』などでモバイルゲームや携帯型ゲーム市場にも参入。自社の別ゲームとのクロスオーバー(相互共演)も数多いが、『デッド オア アライブ4』ではHALOシリーズ、『デッド オア アライブ ディメンションズ』ではメトロイドシリーズ、『デッド オア アライブ5シリーズ』ではバーチャファイターシリーズなどの他社作品キャラクターがスター・システムによって出演している。ブランドとしてグッズも多く販売されており、ビデオゲームに限らず非常に幅広いマーチャンダイジングで展開されている。メディアミックスでは2006年に実写映画化もされた(DOA デッド・オア・アライブ)。登録商標には「DEAD OR ALIVE,™」「DOA2™」「DEAD OR ALIVE 3™」「DEAD OR ALIVE®」(『X』以降)などがある。またロゴ上での片仮名併記は『デッド オア アライブ++』までで以降は英名のみとなった。生誕10周年を迎えた2006年には記念のロゴタイプ「DEAD OR ALIVE 10th ANNIVERSARY」が製作された。ドル箱と評されたこともある主なゲームシリーズの出荷本数は、北米・欧州・豪州・中国・台湾・ロシアへの輸出(移植)も合わせた全世界累計860万本。最新作は2015年のPlayStation 4/PlayStation 3/Steam/Xbox One/Xbox 360向け格闘タイトル『デッド オア アライブ5 ラストラウンド』。ラインアップは以下の通り。打撃→投げ→ホールド→打撃……という三すくみの関係が存在していることで、プログラム上で意図的に強く設定された技ないしキャラクターを使っても、ワンパターンな操作ではホールドを含む何れかの天敵技で返り討ちされてしまうので、意識して“ディレイ”を織り交ぜたり、あえて色んな技をランダム気味に使う(単なるメチャクチャとは異なる)など、フェイントの駆け引きやプレイヤー自身(人間同士)の読み=心理戦の重要度が増した差し合い(立ち合い)が特徴的となっている。また、ステージには「デンジャーゾーン」と名付けたギミックを導入。キャラクターがダウン判定で接触すると爆発などが起こり、ダメージと共に空高くバウンドさせられ、落下中に“空中コンボ”などで追撃されてしまうというトラップ要素を取り入れた。これらの2大システムが自分側に有利に噛み合うと、明らかに上手い(強い)と感じられるプレイヤーを相手にした状況でもじゃんけんに似たギャンブル性(運要素)が常に含まれるため、一発逆転やも決して不可能ではなく、数ある同ジャンルの格闘ゲームとは一線を画すゲーム性を持つ。その後もホールドとデンジャーはシリーズを通して試行錯誤が重ねられ、ホールドは作品ごとで変更および調整されており、たとえば中段ホールドの属性(種類)が「対パンチ・対キックの2種類に分かれているか否か」や、コマンドの方向入力数などに差異があり、ホールドの属性が少なくコマンドも簡単で決まりやすい作品(『DOA・移植版2・3・D』など)、1方向以上のコマンド入力および相手キャラクター(固有技)に対応しての択一が必要な作品(『2・2M・2U・4・O・5シリーズ』など)、最大3方向のコマンド入力を要しつつ属性までも完全に一致させなければならない作品(『++』)のように、2択のみ・3択あるいは4択・6択という仕様が混在している。目次へ移動1作目の時点ではまだ成熟して(現行に至って)いなかったが、続篇からは打撃技を筆頭に状況を問わずヒットしただけでフラフラになってしまい技が出せずガードも出来なくなるという、当DOAシリーズにおけるピヨる(気絶)的モーションである「クリティカル」が導入され、その状態に陥っても“ホールドを出せばキャンセルできる”というルールが追加されたことにより、「先に攻撃を仕掛ける有利性」が増すと共に、「やられてもホールドで反撃可能」という読み合い・駆け引きの要素が改良されて確立され「クリティカルシステム」と呼ぶようになった。ただし、よろけ中のホールドは「クリティカルホールド」として区別・微調整されており、直出しした時よりも硬直時間が長い、コンボダメージ補正や至ダウンへの蓄積値も解除されてしまう、などのリスクが足されているため、当作の初心者や他社タイトルの格闘ゲーム癖がついているプレイヤーだと条件反射や場当たり的、あるいは過度に連発してしまうのがありがちで、この特性を知るプレイヤーから「ハイカウンター判定を利用した最大投げ」を狙われたり(後述)、「わざとダウンさせずにホールドを誘って、他のクリティカル誘発技や崩し投げで揺さ振って持続する」というパターンに持ち込まれて延々と攻撃をくらい続ける……などの“わからん殺し”的な光景が当作では決して珍しくないが、前者は後述の防御テクニックなどで投げを失敗させて回復させたり、後者は一定のダメージ上限を越える・同じ技を2回続けてあててしまう・クリティカルタイムを過ぎてしまう・クリティカルゲージを振り切ってしまうなど条件が揃うことで強制ダウンに至るため、完全な“ハメ”にはならない措置はとられている。「カウンター」とは、打撃同士・投げ同士・オフェンシブホールド(OH)同士などがかち合った時、ディフェンシブホールド(DH)を引きつけて成立させた時、OHでDHを掴んだ(投げた)時、背向け状態やジャンプステータス(空中)中にヒット、パワーブローやパワーランチャーの出かかりを投げた時などに生じるもので、勝利した側に1.25倍のダメージボーナスがつく判定のことだが、当シリーズでは三すくみにおけるそれぞれの天敵技でかち合った時、DHを極限まで引きつけて成立させた時、バックダッシュ中やジャンプする瞬間(地上)にヒット、タッグチェンジ中、サイドステップを投げた時などには「ハイカウンター」となり1.5倍ものダメージボーナスがつくようになっている。その中でもホールドの天敵である投げ技がハイカウンターになると、威力の高いものであれば2から3発でK.O.になってしまうほどの大ダメージになるため、対戦格闘ゲームでいうところの「強力な投げ技を持つのは投げキャラの特権」的な固定観念は必ずしも当てはまるとは言えなくなっている。さらに、壁際で使うと性能が変化する投げ技を全てのキャラクターが何がしか持っているため、爆発や電撃の壁床といったデンジャーゾーンとの誘爆相性の良いものがハイカウンターになると、それだけで1ラウンドの勝敗を決してしまえるほどのダメージ総量となるケースもある。このように窮地に立たされるクリティカル状態ではあるが、「よろけ中は投げ技やオフェンシブホールドに対する当たり判定は無く、よろけ時間にも短い・長い(浅い・深い)の差異がある」という救済点もあるため、あえて何の操作もしないで「ホールド狩りの投げを読んで(すかして)失敗モーションを生じさせる」ことや、素早く立ち直らせる「レバー回復」( を連打など)だけに専念するといった防御テクニックもある。しかし、当シリーズでは格闘ゲーム用語で散見する同義語の“レバガチャ回復”よりも意図的に時間がかかる(もたつく)仕様に調整してあるため、一見しただけでは最善の選択肢に思えるが決して万能ではなく、ここでも読み合いが重要になっている。また、クリティカル中に地上で打撃をつなげていくことは“空中コンボ”と区別して「クリティカルコンボ」と言い、そのヒット数に応じて最後に浮かせた時の高さが3段階で増していくというボーナスが付いているため、ホールド反撃やレバー回復に読み勝つことで大ダメージの空中コンボにつなげられるというリターン要素も内包しており、常に攻防にギャンブル性やジレンマないしトリレンマが存在している。『デッド オア アライブ2』で追加された2対2で闘うゲームモード。ストーリーやプロフィール上で何らかの関係がある者を組ませると、タッグ投げが全キャラクター共通版ではない専用種になったり、勝利ポーズないし開幕デモが固有の演出になるなどの変化が生じるペアも存在している。逆に無関係であっても、『2HC』でのゲン&天狗における永久コンボ可能ペアのような、タッグバトル特有の“つなぎ技”の相性が良い組み合わせを探すのも楽しみ方の1つとなっている。一方、当モード時では多層構造系に代表される複雑なギミックを有するステージでは遊べない制限がつく。『デッド オア アライブ ディメンションズ』では数的優位の2対1(操作するキャラクター2人に対してCPUは1人)である代わりにダメージ値や超反応といったプログラミングが強く設定されているため、いわゆるミッションモード的な内容になっている。『デッド オア アライブ5 アルティメット』からは開幕および勝利時だけ固有デモになる小規模演出の組み合わせも特別なペア対象として含まれるようになった。まず女性キャラクターの中から1人をプレイアブルとして選び残りの誰かを誘って2人1組のペアで行動し、購入したりプレゼントされて入手する様々な「水着」などでドレスアップを楽しみつつ、格闘大会から離れた2週間(13泊14日)のヴァケーションを追体験するのが基本内容。島での買い物には架空の通貨単位(ポイント)=ザックが必要なため、カジノにあるスロットマシンなどのギャンブルや、プールサイドでのぴょんぴょんゲームほか多種多様なミニゲーム、キーコンセプトかつ純粋な対戦型スポーツゲームとしてもやり込める「ビーチバレーボール」で対戦するなどして稼いでゆく。キャラクターには「やる気」と「なかよし度」という内部パラメータが存在し、前者はアイコンの顔つきなどで表されるものでバレー対戦時の強弱が変動し、後者は音符マークの数量などで表されるものでプレゼントした水着の受け取りの成否が分かれるようになっている。やる気はバレー対戦で負け越さなければ持続し、なかよし度は雑貨屋などで各キャラクターが好みそうなアイテムを「ラッピングされたプレゼント用」で買って贈り続けることで上がっていくが、一日の始まりを寝坊して待たせたり、キャラクターごとに好き嫌いが分かれている水着(大半は布地の少ない過激なデザインの物が嫌われている)をしつこく渡し続けたりすると機嫌を損ね、最悪の場合はペアを解消されてしまうため、ペアとしての良い関係を築いていくことが大前提になっている。プレゼントの好き嫌いは、プロフィール上で設定されている趣味趣向や人間関係がほぼそのまま反映されているため、例外的なものを除けば推察可能となっている。目次へ移動タイトルごとの初出時点における概要。続篇や新作で変更ないし補強された内容については#キャラクターを参照のこと。主要キャラクターの【登場作品】の並びは、格闘タイトルを DOA/2/3/4/O/D/5、バカンスタイトルをX/X2/Pとし、登場作品は○または△、未登場は×で記し、一人二役の場合は頭文字を併記する。なお、#その他のタイトルは割愛、設定のみやデモキャラクター程度の出演例は除外とする。諸元表の内容は、初登場時のものから記し変更後のものを順次併記する。また、役によって異なるものは/で区切る。主に用いられる日本語と英語以外の名前表記は『O』での表記や『5シリーズ』での多言語設定を基に記す。格闘能力とは『5』以降のセレクト画面に表示される ATTACK/THROW/HOLD/POWER/SPEED/TECHNIC の6種類5ポイント・パラメータ(MAX30pts)、バレー能力とは取扱説明書などに記載されている パワー/テクニック/ディフェンス/ジャンプ力/すばやさ の5種類5ポイント・パラメータ(MAX25pts)の各グラフを和訳(変換)した新作のもの(『5LR』『P』)で表記し、それ以外(『5』以前)のキャラクターは、該当する各攻略本のグラフかつ最新のもので表記する。テーマ曲名は該当作サウンドトラック裏面カバーアートなどの表記に忠実に倣うが、~(チルダ)は「〜(Unicode: U+301C)」で記し、大差が無い『PS2版2』は割愛、サントラ未発売の『++』『O』『D』は便宜上『PS版DOA』『2』『3』『4』などの過去曲と同一視とする。劇中での活躍(正史設定)は、『DOA』から『4』までを統括しての整合が図られた『D』の「クロニクル」を基準とし、過去作との相違や矛盾点は補足に止める。コスチューム項などで記すCとアラビア数字の組み合わせは、"Costume"の略と入手する順番(ナンバリング)という意味。タッグ項で記す相性とは、専用のタッグ投げ・勝利ポーズ・開幕デモなどがある相手という意味で、人物相関図での好き嫌いとは異なる。ビーチバレー項で記す体格とは、ディフェンス値に関係のない吹き飛ばし判定に影響する隠し設定で、S→M→L(小さい<大きい)の順で有利となっている(『P』からは能力値に変更)。【登場作品 格闘:○/○/○/○/○/○/○、バカンス:○/○/○】「初心者が遊んでも楽しくて気持ちいい」ことと、かつ生みの親である製作者自身が全くできなかった対戦格闘ゲームで「勝てる強さを持つ」ことをコンセプトにして誕生した主人公。決め台詞は「あなたに私は倒せない」。忍者集団の一派である霧幻天神流の18代目頭首となるはずだったハヤテの妹。その兄が何者かに襲われ半死半生とされながら、何も語ろうとしない父・紫電からの頭首継承の命を拒否し、兄の仇を探し出して倒すために最大の禁忌とされる抜け忍となったくノ一。DOA大会を通じて遺伝子レベルでハヤテよりも優れていることが分かったため、ドノヴァン派によって囚われクローニングに利用され“カスミα”、“Alpha-152”、“PHASE-4”などが作成されてしまい、望まぬ因縁も抱えていくこととなる。『2』ではカスミαを倒すため、『3』ではハヤテにもう一度会うため、『4』ではハヤテとの平和な暮らしを目指して出場。『5』ではハヤブサとムラマサの厚意で隠れ里に身を寄せていたが、ハヤブサからハヤテ窮地の報せが届き救出に向う。あやねは種違いの妹にあたるが、里の掟によりかすみを始末する追い忍を命じられたため長らく対立する関係が続いた。しかし『4』でDOATECの象徴だったトライタワー崩壊を境に変わりはじめ、『5』のラストシーンで和解に至った。逃亡生活中ながら普段は一般人の女子高生(いわく世を忍ぶ仮の姿)を装って学校に通っており、ちょうどその頃にあたる第3回大会(DOAD第三章)に前後してのある日にこころと出会い、間接的にあやねの追撃から救われたことがある。大会での最高順位は、第1回大会での優勝。デフォルトのコスチュームは、〈格闘〉……長手袋とスパッツを合わせた白×赤カラーの和装束、白いサイハイソックス&チョーカー×手甲&具足×兄から受け継いだ忍刀ד霞”の一文字などを刺繍した青色の忍装束「瑠璃光」(白色は「白妙」)などで、ほぼ全作で髪型を三つ編み(お下げ)、ポニーテール(結ぶ位置で2種類ある場合も)、ストレートロングから選ぶことができる。バカンスシリーズではオレンジ色×蝶結びの「おきにいりのリボン」の着脱で変化し、『5シリーズ』ではカラー変更が可能で、グラッシーズは大きすぎない緩やかな逆台形レンズでピンク色のナイロール(ハーフリム)眼鏡。モーションのイメージエフェクトはサクラの花弁。〈バカンス〉……黒いビキニの「チューリップ」と、ピンク×水玉柄ビキニの「ゆり」で、ビキニタイプのバリエーションを担当。ネーミングは花と植物に由来する。追加コスには、セーラー服(水着名は「さくら(たんぽぽ)」)、オーバーオール(Tシャツの有無あり)、フロントジッパーのビスチェとタイツが一体化したようなレザー調のボディスーツに手甲を付けたフィンガーレスの長手袋などで合わせた漆黒の忍装束「常夜桜」などがある。専用水着は白ウサギをモチーフにしたバンドゥビキニの「うさぎ」。格闘スタイルは、パワーは低いがガード方向やホールドの択一を困難にさせる技分岐の多さ、発生の早さ、俊敏な動きなどに優れており、ほぼ全作で使い勝手の良いスピードキャラの代名詞的な軽量級万能タイプとなっている。『4』と『D』ではマイナーチェンジが行われカスミαと区別させての新旧スタイルに二分されている。『5』からは再統合され、「桜惑い」などの演出や一部打撃技からの派生限定だった固有移動モーション「封神歩」への選択肢が増え裏まわり用途や直出しも可能となり、空中コンボ面でも強化された。固有技については、肘打ち技の「閃光弾」が『4』で貫手技の「猛鷲刃」に変更された時、板垣伴信が“無くなってこの世で一番悲しんでいる”とコメントしたことがある。相手の顔面を塞いで跨る恰好となる投げ or オフェンシブホールドの「飛燕 - 飛燕逆落」は、公式でも“幸せ投げ”の愛称で周知されている。ホールドの「時雨舞い」や投げの「鼓車」「虹飛沫」には天井ダウン効果、パワーランチャーには終始の上段避け性質がある。起きミドル(ハイ)キックの「起連脚」はかすみ限定の2連仕様となっている。タッグ相性が良いのは、ハヤブサ、ザック、あやね、バース、エレナ、アイン、ハヤテ(『5U』から)、ヒトミ、ブラッド。ビーチバレーでは、全キャラクター中No.1のコントロールとジャンプ力を持つ屈指のテクニカルキャラだが、受けに弱いSランク体格者かつパワーがほとんど無いため、万能型かLランク体格のキャラクターがパートナーだと相性が良い。プレゼントの好みは、占いや幸運に関する物・浴衣に合う物が好きで、文献・楽器・武器・生きている食物が嫌い。誕生石はアメジスト。ホテルの趣味は「ムーンライト・リーフ」。『BJ』ではソロ起用され、『P』での美人時計とのコラボではヒトミと共に起用されている。同社の他作品『モンスターファームシリーズ』では隠しキャラクター(ピクシーの一種)、『NINJA GAIDEN Σ2』ではデモ限定(後姿のみ)、『NG3RE』と『無双OROCHI2 Ultimate』ではプレイアブルキャラクターでそれぞれゲスト出演している。衣装では瑠璃光が『FATAL FRAME II CRIMSON BUTTERFLY DIRECTOR'S CUT』の天倉澪やWii版『スイングゴルフ パンヤ』のアリンの追加コス、『ラグナロク オデッセイ エース』の装備品として移植されている。『O』では中国と台湾共に人気があると語られ、『5U』の初回特典を決める人気投票ではあやねと共に、『5LR』では1位でそれぞれ選ばれた。『クイーンズゲイト』では2Dイラスト(萌え絵)での出演。洋画版ではデヴォン青木が演じた。目次へ移動【登場作品 格闘:○/○/○/○/○/○/○、バカンス:○/○/○】目立ちたがり屋でウーマンズレスリング出身のセレブリティ。DOA大会で注目を集めてファッションモデルへの進出を考えている。『2』では更にもっと目立つため、『3』では女優デビューするため、『4』ではロックスターとして成功するべく出場。『5』では歌手活動で薄れていた格闘魂がミラという若きライバルとの出会いで再燃し、ついでに今度は州知事になると宣言する。柔よりも剛が勝ることを競っているためレイファンからは嫌われている。何かと言い寄ってくるザックは全く好みに合わず論外。父親のバースは嫌いという訳ではないが干渉だけはされたくない。リサとは学生時代からの親友であると同時に“ラ・マリポーサ”の姿の時は商売敵でもある。プロレス業ではマイクという人物がトレーナーを務めている。大会での最高順位は不明。第5回大会ではMr.ストロングに敗れた。コラボレーション演出上ではサラ・ブライアントのカウンターパートとなっている。デフォルトのコスチュームは、〈格闘〉……Reebokのインスタ・ポンプ・フューリーを履いたレスリングレオタード、シルバーのミニベスト×ロングオープンフィンガーグローブ×レスリングシューズと黒いビキニ×ニーパッドで合わせたステージ衣装、星条旗柄の見せブラと合わせたカウガール・ルックなどで、初期はヘアカラーがブロンドではなく茶色だった。『5シリーズ』での眼鏡はグラディエントレンズのサングラス。〈バカンス〉……星条旗柄の「シリウス」で、マイクロキニタイプのバリエーションを担当。ネーミングは星(主に惑星と恒星)に由来する。追加コスには、猫耳&尻尾と合わせたバニーガール風キャットウーマンなどがある。『2HC』のC4「シャドウマンGF」はさいとう・たかをの漫画『THE シャドウマン』が元ネタ。『3』のムービーではポニーテールも披露している。専用水着は黒ネコをモチーフにしたトライアングルビキニとGストリング(ソング)マイクロキニの「ブラックキャット」。格闘スタイルは、投げキャラとしてほぼ全カテゴリーを揃える高威力の投げ技だけでなく、打撃キャラとして空中・クリティカル・バウンドなどからの各コンボも得意な中量級のバランスタイプ。固有技については、オフェンシブホールドの「ロデオホールド」と、3連投げの「J・O・S」(続篇では「J・O・サイクロン」表記のコマンド投げに改定)がスタッフの趣味と1作目当時の女子プロ流行を反映して取り入れたと語られている。「ロデオドライブ(テキサスシューティングスター)」は『2U』では斜面投げの全キャラクター中最高威力を誇る。背向けからの上段投げ「ターニングレッグブレイカー」は被上段打撃に負けない三すくみルールの例外技。「テキサスパウンダー」「ダブルブロー」(『4・D・5シリーズ』背Cr)、「バックハンドクラッシュ」「スピニングバックハンドコンボ」(『5シリーズ』足正)などには反転のけぞり効果がある。クリティカルバーストは上段と中段の2種を持ち、「ディスカスクローズライン」(『5』から)は3連目がガード不能技。また、基本投げのデスバレーボム、上述のJ・O・サイクロン、下段投げのテキサスイクスプロージョンの3つがカウンターヒットすると、それぞれがより高威力の「GTS」「M・D・T」「ダブルアームスープレックス」へと自動変化する唯一のキャラクターでもある。パワーランチャーには終始の上段避け性質がある。タッグ相性が良いのは、かすみ、レイファン、ハヤブサ、ザック、バイマン、バース、レオン、マリポーサ、ミラ、サラ。ビーチバレーでは、全キャラクター中No.1のパワーを有するLランク体格者ゆえにサーブとスパイクの威力が圧倒的なため、プレイヤーキャラクターとして使用し、やる気が低いS同士のペアを狙って挑めば最高額を稼げる完封パターンを最も達成しやすい、前衛&対CPU戦のスペシャリストかつ最強キャラクター候補となっている。プレゼントの好みは、アコースティックな楽器・ハードボイルドな武器・車やTVゲームに関する物が好きで、文献・スウィーツが嫌い。誕生石はトルコ石。ホテルの趣味は「シーブリーズ・コテージ」。『2』の海外DC版ボックスアートではかすみと共にサイドを務めている。北米版『X』では新キャラクター(当時)のリサと日本版でソロ起用されたヒトミをサイドに置きセンターを務め、同&欧州&豪州版『X2』でもレイファンと差し替えられて起用されており、その理由を開発者は「ティナはアメリカで人気があるから」とコメントしている。バカンスシリーズなどで散見するマスコットのプレーリードッグの名前にも採用されている。洋画版ではクリスティナ・アームストロングの名(愛称がティナ)で、ジェイミー・プレスリーが演じた。目次へ移動【登場作品 格闘:○/○/○/○/○/○/○、バカンス:○/○/○】太極拳の天才的な使い手。ごろつきに襲われているところをジャン・リーに助けられて以後、不本意な助力に対する悔しさと同時に「強さ」への憧れから拳法の修行を積み、ジャンを倒すためにDOA大会に出場し続ける。しかし一方では、ジャン本人にも興味を持ち始めている。ティナのことは作品によっては大嫌いと名指しするほどだが、レイファン側の視点ではジャンとのストーリーが優先され気味であり、険悪な対立や掘り下げられた展開には至っていない。第4回大会後からはヒトミと仲良くなり、親友かつライバルとして2人で修行の旅に出ていた。性格は悪くはないが、少々強引で、頭の固い一面があり、ジャンになにかとつきまとったり、価値観が違うという理由でティナを嫌うなど、悪く言えば我儘で融通が利かない一面がある。大会での最高順位は不明。第5回大会ではジャンに敗れた。デフォルトのコスチュームは、〈格闘〉……シニヨンと合わせた拳法着、レディースサンダルを履き朱雀風の刺繍が施された赤い旗袍(水着名は「オストリッチ」他)などで、ほぼ全作で髪型をポニーテール、両把頭、ストレートロングから選ぶことができ、『3』では追加コス、『5U』では任意でバンチェスも選べる。バカンスシリーズでは黄色×輪ゴム状の「おきにいりの髪どめ」の着脱で変化する。『4』では眼鏡をかけられる唯一のキャラクターで(C1・2・4・5で可、全7色)、『5シリーズ』でのものは赤いオーバル。〈バカンス〉……オレンジまたは緑×黄×赤色の柄物ビキニ「ロビン」で、タンキニ(主にキャミソール上衣)タイプのバリエーションを担当。ネーミングは鳥類に由来する。追加コスには、ポニーテール合わせを基本とするフロントジッパー式スリーブレス×ホットパンツの黒レザー私服、長手袋×ストッキングと合わせた黒の旗袍風レザードレスなどがある。専用水着はパンダをモチーフにしたバンドゥTバックワンピース水着の「パンダ」。格闘スタイルは、初期のオーソドックスなバランス型を経て、パンチ+キックおよび中段+上下どちらかを含めた2方向を自動二択で掴めるいなし系の固有ホールドや、自動二択は付かない反面クリティカル中でも出せてハイカウンターなら体力の半分近くを奪うほどダメージが高いエキスパートホールドなども覚えたため、軽量級ホールドタイプとも表現できるようになった。『5』からはさばき効果をもつ特殊行動技「雲手」を覚え、揺さ振り能力も強化された。固有技については、「挑手打胸 - 太公釣魚 - 連・太公釣魚 or 托肘肩靠」がレイファンをホールドキャラとする所以の3連ホールド技だと語られている。「連肘撃」は上と中段で成り立っている2属性技。壁変化で裏まわり効果になる投げ「回身推肘」には作品によって確定追撃性能がある(『2U』『5シリーズ』など)。「翻身単鞭」(『2HC・2U』背Cr)や「穿宮腿」(『4・D』足ハ&背Cr)などには反転のけぞり、アッパーカット技の「当頭砲」には天井ダウン、「双風貫耳」には当技独自の耳やられ効果、パワーランチャーには上段避け性質がある。タッグ相性が良いのは、ジャン、ティナ、エレナ、アイン、ヒトミ(『5』から)、パイ・チェン(『5U』から)。ビーチバレーでは、全キャラクター中No.1のディフェンス力を活かしたレシーブが光る後衛向けキャラクターだが、体格がSランクなのとスパイクが非力なため、ティナのようなパワータイプと組むとバランスが良い。プレゼントの好みは、中華や柑橘系の食べ物・風に関する物が好きで、文房具・料理道具が嫌い。誕生石はダイヤモンド。ホテルの趣味は「ムーンライト・リーフ」。シリーズ初期の表記では「レイ・ファン」と中黒が入っており“ファン家のレイ”的な姓名だったが、現在表記に変更されてからはフルネームが不詳となった。着用するキャラクターの名前がデザインされていることも多い下着においては、『4』や『5シリーズ』にて「方麗鳳」とプリントされている。『PS2版2』ボックスアートでは新キャラクター(当時)のアインと共にメインを務め、『DC版2』ではあやねと共にサイドを務めている。『O』では中国で人気があると語られた。洋画版ではイン・ウォンが演じた。目次へ移動【登場作品 格闘:○/○/○/○/○/○/○】超忍と評される忍者で、テクモがファミコン時代に発売したアクションゲームの『忍者龍剣伝』、そしてTeam NINJAのもう一つの看板タイトル『NINJA GAIDENシリーズ』(以下NG)の主人公と同一人物。親友のハヤテが何者かに襲われ、その妹であるかすみが失踪。その元凶がDOAにあると読みアイリーンと協力しつつ諜報を開始し、自身は参加者としても大会にエントリーする。『2』では天狗を倒すため、『3』ではOMEGAを倒すため、以降はハヤテやかすみを助太刀するために闘い続けている。言動は上述のNG側よりも相手の性別問わず厳しく無愛想だが、友人知人と認めた相手には面倒見の良さを見せる。『3』まではDOAシリーズで創造した外見(衣装)だったが、2003年以降にリリースされた『2U(4)』からはNG側で確立された全体像が反映(移植)されている。大会での最高順位は、第2回大会での優勝。デフォルトのコスチュームは、口を隠すだけの覆面姿×スウェット風パンツ×NIKEのエアフットスケープで合わせた黒い軽装、素顔を晒し様々な装飾が施された忍装束、頭巾&口を隠した覆面姿にマフラーを巻いた黒ずくめのスリーブレスボディスーツ「レジェンダリーブラックファルコン」(以下LBF)など。背負っている赤い柄と金の鍔で成る打刀の「龍剣」は装飾品だが、デモムービーではDOATECの戦闘機を両断したり、幻羅(OMEGA)を刺し貫くなどの剣戟を見せている。追加コスには、龍剣伝時代の青い忍装束「トラディショナルダークブルー」、フルフェイスマスクを被った黒×赤カラーの科学戦闘服「ドラゴンマッスルスーツ」などがある。格闘スタイルは、横や縦方向にリーチのある技やジャンプステータス技の飛び込み能力を活かした機動力ある攻めを得意とする中量級万能タイプ。一方、逆立ちという風変わりなモーションの技を持つのも特徴で、開発者自身から“どうかと思った(笑)”、“不遇の時代”などと自嘲されもした『3(2U)』までの試行錯誤を経て、『4』からは特殊行動技「隠形印」を覚え揺さ振り能力が向上し、全キャラクター中屈指の空間的な操作が可能となるマイナーチェンジが図られた“構えキャラ”でもある。固有技については、投げキャラ忍者というコンセプトから誕生した3連投げの「昇雷掌(背昇雷掌) - 鎌鼬 - 飯綱落とし」が代名詞となっておりホールドや隠形印から派生させることも可能で、階層をまたがる位置にある崖際・吊り橋・底が抜ける床、低い天井があるエリアなどで決まれば威力が増す演出や「烈震飯綱(烈空飯綱)」などに変化する。元ネタは漫画『カムイ外伝』の主人公・カムイの必殺技で、採用には作者・白土三平の許可を得ている。上述の飯綱を1連目で止める「昇雷天掌(背昇雷天掌)」や背後投げの「神立落とし」などには天井ダウン、「蒼空連刀」(『5シリーズ』足ハ&カヒ)には反転のけぞり効果がある。「我王掌」は『4』のエンディングで戦闘機を爆発させるほどの光弾としても描かれ、その後『D』ではタメ時間によって変化する飛び道具として、『5シリーズ』ではパワーブローや崖っぷち技の締め括り演出などで採用されている。アピール技の「礼」は土下座をする。パワーランチャーには上段避け性質がある。タッグ相性が良いのは、かすみ、ティナ、ジャン、ゲン、バイマン、あやね、バース、アイン/ハヤテ、レオン、紅葉、レイチェル、女天狗。自社の他作『無双OROCHI 2』『真・三國無双 VS』などにも出演しており、プレイヤーキャラクターとして使用できる。衣装ではLBFが『Wii版スイングゴルフ パンヤ』の追加コス、『ラグナロク オデッセイ エース』の装備品として移植されている。『D』のボックスアートでは背景バックを務めている。洋画版ではケイン・コスギが演じた。目次へ移動【登場作品 格闘:○/○/○/○/○/○/○】最強の格闘家を目指す拳士で、時としてコミカルにすらみえるストイックな信条の持ち主。トランペットの腕前も高く、『4』ではエンディングテーマ曲「The Fist」の演奏を披露している。初期の設定ではザックとライバル関係になっているが、本篇ではレイファンとのストーリーが中心であるため、語られてはいない。強さを欲した理由には、中国広東省の孤児院で暮らしていた幼少期に大人から受けた屈辱的な体験と、熱中していた映画に出演していた若き天才拳法家への憧れが根幹となっている。モデルはブルース・リーで、同じ截拳道を使うキャラクターが登場する『バーチャファイターシリーズ』の製作者として知られる鈴木裕から“技がいいね”と褒められたことがあり、『5シリーズ』にてサラ・ブライアントとジャッキー・ブライアントとの共演が実現した。大会での最高順位は、第5回大会での優勝。デフォルトのコスチュームは、龍の刺繍が施された拳法着。追加コスには、サングラスと合わせたラフな背広スタイル、黄色いトラックスーツなどがある。格闘スタイルは、瞬発力と強引さを活かしたパワフルなカウンターや、吹き飛ばし判定が多い技でデンジャーボーナスも狙いやすい中量級の暴れキャラタイプだが、“出すまでは気持ちいいが、その後は我慢してもらうことになる”という意図によりほぼ全作でドラゴンと名の付く(怪鳥音を発する)技の大半はガードされると“確定反撃”が成立してしまう硬直が生じるようにデザインされている。『5』からは特殊行動技「ドラゴンスタンス」を覚え、揺さ振り能力も強化された。固有技については、跳び蹴りの「ドラゴンキック」がガード不能技。オフェンシブホールドの「ドラゴンガンナー」は特に『2』関連作で猛威をふるった。「シンニーキック」(『2HC・O・5シリーズ』足正&カヒ、『2HC・3・2U』足ハ&背Cr)には反転のけぞり、「ドラゴンアッパー」には天井ダウン、最大タメの「ドラゴンフィスト」(『5U』から)には尻餅を強制させる当技独自のガードブレイク効果がある。タッグ相性が良いのは、レイファン、ハヤブサ、ゲン、バイマン、アイン、レオン、リグ、ジャッキー。『3』の欧米版ボックスアートではヒトミの後姿を背景にしてメインを務めている。洋画版では脇役となっている。目次へ移動【登場作品 格闘:○/○/○/○/○/○/○】スラムで生まれ育った陽気なDJで、独学だけでムエタイを覚えてしまったDOAシリーズ最大のムードメーカーかつジョークキャラ。日本マニアでもありハヤブサの店の常連。DOA大会では目立って賞金で儲けたい。大ファンであるティナを恋人にもしたいし、『3』からはヒトミも捨て難い。『4』ではクライマーの名にかけてトライタワーに登らないわけにはいかない。『5』ではエレナを手助けし新生DOATECの従者かつスポークスマン的な立場で大会を盛り上げる。ジャン・リーとはライバル関係にあり、レオンとも過去に何かあったらしいが、どちらのストーリーもあまり掘り下げられてはいない。大会での最高順位は、第3回大会での優勝。バカンスシリーズでの出演はデモキャラとしてのものにすぎないが、事実上の主人公ないしゲームマスター的な立ち位置で女性陣にあれこれと干渉してくるほか、1本の縦線が入った「Ζ」のグリフで表される劇中の通貨名としても採用されている。一方、『3』で知り合ったニキと意気投合し、自身もヴァケーションを満喫している。追加コスには、宇宙人ルックの全身タイツなどがある。『2HC』のC5はさいとう・たかをの漫画『THE シャドウマン』の主人公・片桐毅が元ネタ。『D』のC4は合併前のコーエー社が発売した『オプーナ』の移植。なお、初期はNIKEのエアマックス95を履いてもいた。格闘スタイルは、一風変わったモーションの技が多くテクニカルに見えるものの、実際はオーソドックスな中量級バランスタイプ。特殊行動技の「ダッキング」と「スウェー」を覚えてからは避けと揺さ振り能力も強化された。固有技については、蹴り技の「メビウスラッシュ」(『PS版2・2HC・2U』足ハ&正Cr)、「デーモンラッシュ」(『2』、『2HC・3・2U』足正、『5シリーズ』足正&カヒ)、「インフェルノラッシュ」(『2HC・2U』足正、『5シリーズ』足正&カヒ)、「スピニングヒールキック」(『2』、『2HC』足ハ、『3・2U』足ハ&正Cr)などには反転のけぞり効果がある。「デッドリーボーディング(R&D)」は『4』では斜面投げの全キャラクター中最高威力を誇る。『5』からの「ザックハリケーン」は最大タメでガード不能技に変化する。クリティカルバーストは中段パンチとキックの2種を持つ。アピール技の「ゼログラビティ」はマイケル・ジャクソンのアンチ・グラビティリーンをする。「ザックビーム」は飛び道具技となっている(Ver.1.03A以降)。タッグ相性が良いのは、ティナ、レイファン、ハヤブサ、バイマン、バース、レオン、ヒトミ。デニス・ロッドマンをモデルにしてデザインされたキャラクターで、欧米版『X』では本人がダビングを担当した。洋画版ではが演じた。目次へ移動【登場作品 格闘:○/○/○/○/○/○/○】かつて試合中の事故で相手を殺してしまい自らの拳を封じた格闘家。その後は古書店を営み平穏な日々を送っていたが、孫娘のメイ・リンが事故で重傷となる。彼女の命を救うには巨額の手術費用が必要と知り、剛拳の封印を解くことを決意。優勝賞金を求めてDOAに出場する。『3』で目的を達成した後は、弟子のエリオットの育成に力を注いでいる。『4』や『5シリーズ』での参戦は隠しキャラクター中としてのものでストーリーモードでは使用できないが、後者ではエリオットの章で共演はしている。大会での最高順位は不明。格闘スタイルは、単発ながらクリティカルやられの効果を多く備える打撃と、フレームレートの有利がつく崩し投げや固有ホールドからの揺さ振りによって、特に接近戦で無類の強さを発揮する中量級のパワータイプで、後述の投げ技からのリングアウト狙い(『AC&SS版DOA(1U)』)や確定コンボも強力。反面、ほとんどの技のリーチが短いため遠距離の立ち回りは苦手とする。固有技については、空高く放り上げるコマンド投げの「雲閉日月把」やパンチ技の「六合裏崩捶」などには天井ダウン、「単把」(『AC版2』)、「虎撲把」(『2HC・3・2U・4・D・5』背Cr)、「双把」(『5シリーズ』背Cr)、「横襲虎爪把」(『5シリーズ』足ハ&背Cr)などには反転のけぞり効果がある。『2』から覚えた空中投げの「雲閉落補 or 中空落捕」は、ダメージを奪わずに落下中の相手をお姫様だっこするという一風変わった“崩し系”となっている。パワーランチャーには上段避け性質がある。タッグ相性が良いのは、かすみ、ティナ、レイファン、ハヤブサ、ザック、バイマン、あやね、エレナ、レオン、ブラッド、エリオット。洋画版ではファン・リュウが演じた。目次へ移動【登場作品 格闘:○/△/○/○/○/○/○】ビクトール・ドノヴァンからの依頼を受けDOATECの創始者フェイム・ダグラスを始末する機会を狙って第1回大会に出場した暗殺者で、バイマンとは本名ではなくコードネームにすぎない。護衛の雷道によって1度目は失敗に終わったが、かすみとの決勝戦で不在となった隙をついて暗殺に成功する。しかし、ドノヴァン派の付き添い人だったクリスティの姿はどこにも無く、全てを反故にされてしまう。元雇い主とはいえ裏切りは許さない。今度はドノヴァンを抹殺するためにDOAに出場する。第4回大会後は軍人に転身していたが、とある市街地の戦場跡でPHASE-4に襲われ顔面に袈裟斬り状の深い裂傷を負い、その正体をつきとめようとエレナを訪ねる。『2シリーズ』での参戦は『ドリームキャスト版2』と『2HC』での隠しキャラクター中と、リメイク作の『2U』に限ったもの。大会での最高順位は不明。デフォルトのコスチュームは、ベレー帽を愛用してのサバイバルルック・戦闘服など。『5』からは上述の経緯で顔に裂傷の痕が刻まれベレー帽も常用はしなくなった。追加コスには、潜水用の保護スーツなどがある。上中下段に対処可能なエキスパートホールドや3連オフェンシブホールド(後述)を所持するため、三すくみの原則がある当作だからこそのホールドのスペシャリストとなっている。なお、『2』から互換キャラのレオンが登場してからは、「DDT」を3連OHとして継承したり下段投げコンボを3連目のみ変更した「ショルダーブレイカー」として所持する他、吹き飛ばし能力に優れたり連係になっているなどの打撃技が多い、発生速度が遅い代わりに硬直を小さく優遇しているなど、持ち技の入れ替えや差別化が図られた変動率の高いキャラクターでもある。固有技については、上段オフェンシブホールド(投げ)の「腕固め(ファイヤーストームニー)」は水変化効果があり、浅瀬程度の体積がある水系スリップ地形で決まれば「デスパニッシャー」となり威力が増す演出に変化する。膝蹴り技の「サイドワインダー」(『2HC・3・2U・O』足正、『5シリーズ』足正&カヒ)には反転のけぞり効果がある。タッグ相性が良いのは、ティナ、ハヤブサ(『4』まで)、ザック、ゲン、バース、レオン、クリスティ。洋画版ではが演じた。目次へ移動【登場作品 格闘:△/○/○/○/○/○/○、バカンス:○/○/○】抜け忍となったかすみを追う刺客。菖蒲にとっての第3子だったが雷道の犯した過ちによって生まれたため、望まれた存在ではなかった。9歳の時に覇神門の頭領である幻羅に引き取られてからは本家の天神門一派を影から支える忍びとして鍛えられた。かすみとは異父姉妹(あやねが1歳年下の妹)にあたり幼少期は共に遊び親友のように仲が良かったが、里での差別環境とくノ一としての宿命がそれを許さず、自分とは逆に恵まれて育ったかすみ自身を妬む心とが相まって決定的なまでに憎悪するようになり、かすみを殺す過程でDOA大会に姿を現すようになった。しかし種違いの兄・ハヤテに対する感情は正反対で自分の命をかけることもいとわないほどに強く慕っており、上忍でもあることから「様」付けで呼んでいる。ハヤブサに対しても「リュウ様」と呼ぶが、それ以外の相手だと一変し「あんた」と呼び捨てる。雷道のことは父親とは思っておらず、すでに死んだものとしている。第1回大会ではかすみと同様にハヤテの仇である雷道を倒すことを最優先で参加。第2回大会ではかすみに敗れた後にオメガ計画の初期段階だった幻羅に操られて我を失い“深山の女天狗”と化していたが、アイン(記憶を取り戻した直後のハヤテ)に敗れたことで正気に戻った。『3』ではOMEGAへと変わり果ててしまった養父・幻羅を自らの手で倒すため、『4』ではハヤテのDOATEC打倒を果たさせるべくパートナーを務める。『5』ではエレナに呼び出されたハヤテに同行し、違和感を覚えた“かすみ”の追跡を命じられる。そんなあやねも、『4』のラストではエレナの安否を気にかけるかすみに「無駄よ」と言いつつ引き止め、結果的には命を救うという心情の変化が見られ、『3』大会直後の『X』当時はかすみとのなかよし度が初期時点で最低だったものが『X2(P)』のバカンスでは「普通(♪×3)」からのスタートになり、『5』のラストシーンで和解に至った。大会での最高順位は不明。デフォルトのコスチュームは、〈格闘〉……紫紺色のサイハイソックス×蝶結びで巻いた赤いリボン状の帯×チョウの姿を刺繍しチューブトップとミニスカートを掛け合わせたような和装束で(『DOAX3』にて「胡蝶藍紫」と命名。5シリーズで登場した白の和装束は「胡蝶紫白」、『DOAX3』で登場した黒の和装束には「胡蝶暗夜」と名付けられた。)長袖になっているチューブトップに手甲をつけ陣羽織をまとった上衣×ヒール足袋ブーツを履き具足をつけた軽衫で合わせた喪服代わりの黒い忍装束、裃の肩衣から袖を無くした程度の布地しかない上衣×タンクトップのような黒メッシュの肌着×具足をつけた軽衫×手甲および腰に括りつけた幻羅の仮面で合わせた紫色の忍装束「覇神装束・九紫火星」、ホルターネックのビスチェとタイツが一体化したような黒紫ツートン肌着の上に黒レザー調の草摺付きビキニアーマーを着込み前後身頃付きの袖無し上衣と手甲&具足&ヒール足袋ブーツで合わせた忍装束など。また左側頭部に結び目を置いた紫紺色×鉢巻状の「おきにいりのバンダナ」を常に締めており、『5U』からは任意で着脱が可能となった。最初期は現在よりも薄い白髪のようなヘアカラーで、『5U』からのDLC追加コス「王元姫("Yuanji")」では近い髪色になる。『5シリーズ』のグラッシーズは二重線状に分割している金属テンプルの赤いオーバル眼鏡。柄頭にアヤメを模した風車が付いた得物の「閃華クナイ」は装飾品だが、戦闘デモなどでは度々披露しカスミαに止めを刺すのにも用いた。『++』の頃はキラキラと光る氷晶のようなモーションエフェクトが演出されていた。〈バカンス〉……紫色の柄物ビキニ「ニンフ」、蝶の翅のような多色柄のストリングビキニ「ティターニア」、☆マークがプリントされた黄色の同種「ヒポグリフ」などで、スクール水着タイプのバリエーションを担当。ネーミングは妖精・精霊・幻獣などの超自然的生物に由来する。追加コスには、スリーヴレスのカーディガン(ベスト)かブレザー有無ありの半袖または長袖ブラウス×ベージュ色のタータンスカートで合わせた学校制服、「トレ子」を再現したボディスーツなどがある。『移植版2』『2HC』『2U』のC6は同社の別タイトル『影牢 〜刻命館 真章〜』に登場するミレニアの移植。専用水着はアライグマをモチーフにしたバンドゥビキニの「あらいぐま」。格闘スタイルは、相手に背を向ける特殊行動からの豊富な技分岐や目まぐるしく回転する固有モーションなどで幻惑能力に長けており、ほぼ全シリーズで中距離戦が抜きん出て強く“最強忍者集団の一角”と評されたこともある軽量級の打撃(スピード)キャラタイプ。設定上では妖術の使い手でもあり、『2』関連のかすみ戦デモではエネルギー波を放つ術、『4』のエンディングではトライタワーを崩壊させるほどの爆発を引き起こした秘伝の法「覇神震山」を披露している。固有技については、裏まわり投げの「霧惑い」には作品によって確定追撃性能がある(『2』『2U』『5シリーズ』など)。中段パンチ種の手刀打ち「螺旋刀」は差し合い時に発生フレームレート値で負けていても上段打撃に勝てる性質がある。「捷・綾音蹴り」(『2』、『2HC・O・5シリーズ』足正、『2HC』足ハ&背Cr、『3・2U』足正&正Cr or 足ハ&背Cr)には反転のけぞり、ホールドの「風舞陣」には天井ダウン効果がある。クリティカルバーストは中段パンチとキックの2種を持つ。タッグ相性が良いのは、かすみ、ハヤブサ、ジャン、アイン/ハヤテ、ヒトミ(『5UA』から)、エリオット(『5U』から)、女天狗。ビーチバレーでは、かすみとほぼ同一のテクニカルキャラなSランク体格者であり、若干高いパワーを活かしたバックアタックなどが得意。プレゼントの好みは、美容品や鏡に関するもの・忍具が好きで、かすみとエレナとヒトミが好むもの全てが嫌い。誕生石はペリドット。ホテルの趣味は「ムーンライト・リーフ」。3DCGによる女性キャラクターの美しさ追求を掲げた「デジタルヴィーナス」宣言以降、関連書籍、公式グッズなど多岐に渡るメディアで表紙モデルやイメージキャラクターを務めることも多く、『3』では事実上の主人公を務めた。『O』では台湾で人気があると語られ、『5U』の初回特典を決める人気投票ではかすみと共に選ばれた。『NINJA GAIDENシリーズ』にも主役級の扱いでゲスト出演しているほか、『無双OROCHI 2』『真・三國無双 VS』などにも出演しておりプレイヤーキャラクターとして使用できる。衣装では『3』前までのデフォルト和装束が『FATAL FRAME II CRIMSON BUTTERFLY DIRECTOR'S CUT』の天倉繭、『スイングゴルフ パンヤ 2ndショット!』のクー、『影牢 〜ダークサイド プリンセス〜』のレグリナの追加コスとして移植されている。『零 濡鴉ノ巫女』ではクリア特典の隠し要素でのメインキャラおよび零シリーズ側の世界に実在している扱いで、新規モデリングと初出となるオリジナル私服的衣装の姿で出演している。『閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS -少女達の選択-』とのコラボレーションでは2Dイラスト(萌え絵)による『5シリーズ』でのC1姿の有料DLCキャラクターとして出演している。洋画版ではナターシャ・マルテが演じた。目次へ移動【登場作品 格闘:△/○/○/○/○/○/○】すでに引退したヒールの元最強プロレスラーで、開発スタッフ自身が駄目出しした1作目当時のティナ以上の「本物のプロレスキャラ」として誕生。亡き妻のアリシアとの間に生まれた一粒種のティナを溺愛しており、モデル、女優、ロックスターなどへの転身を企てて浮かれるばかりの愛娘を力尽くで止めるべく現役に復帰しDOAに参戦し続ける。そしてティナにはプロレスラーこそを続けてほしいと思っている。『4』を境にして再び引退し、馬が合うリグが施設長を務める石油プラットフォームで働いていたが、突如プロレスへのカムバックを宣言したティナの姿を見て親心に火が点き、謎の覆面レスラー「Mr.ストロング」を名乗って第5回大会に出場する。大会での最高順位は、第3回大会での準優勝。第5回大会ではジャンに敗れた。バカンスシリーズでは島の名前で採用されている。格闘スタイルは、見た目通り動きは遅いがパワーに勝る典型的な重量級の投げキャラタイプ。『3』以降はガードブレイク効果の多い打撃とダウン投げの「リフトアップ」などを覚え揺さ振り能力を得たほか、大ダメージを狙える空中投げと相性の良いバウンド浮きも導入されたことで不得意だった空中(バウンド)コンボ面も補強された。固有技については、「ボディフック」(『PS版2・2HC・3・2U』足ハ&カヒ)や「ローリング逆水平チョップ」(『5U』足ハ&カヒ)には反転のけぞり効果がある。背後コンボ投げ or オフェンシブホールド(以下OH)の「グリズリークラッシュ」はハイカウンターかつ床ないし壁デンジャーと合わさると体力メーターの7、8割近くを奪う威力となるバースらしい大技の一つ。「バーニングソウル - アックスボンバー」はガード不能技。『3』では4つのステージ限定で「ジャンピングハイキック」からの「コンボトラース」という永久コンボが可能。コマンド投げの「T・F・B・B」から変化する「T・F・B・A」や『5シリーズ』の上段OH「フリーキーボム - ビッグベアレイジ・スペシャル」などには天井ダウン効果がある。タッグ相性が良いのは、かすみ、ティナ、ジャン、ザック、ゲン、バイマン、あやね、レオン、マリポーサ、ミラ、リグ。洋画版ではケビン・ナッシュが演じた。目次へ移動【登場作品 格闘:×/○/○/○/○/○/○、バカンス:○/○/○】DOATEC創始者のフェイム・ダグラスとその3番目の愛人で世界的ソプラノ歌手であるマリアンヌの間にできた娘。オペラの公演中に何者かによって銃撃されるが、身を挺してエレナをかばった母が犠牲となり、父のダグラスも別の場所で暗殺される。その惨事の原因がDOAにあると知り、ダグラスの血縁者として『2』からDOATECを引き継ぎ、第2回大会の開催と自身のエントリーを宣言した。『3』ではドノヴァン派による監禁からの解放と真実を知るための交換条件で出場。『4』ではDOATECの総帥として大会を主催する隠しキャラクターの立ち位置で登場し、全キャラクターでストーリーをクリアすると使用可能となる。『5』では名実共にトップの座に就いたDOATECの完全新生をアピールすべく大会の開催を宣言し、裏側ではリサの動向から得たドノヴァンの新組織の芽を摘むべく忍者たちと交渉する。なお、第4回大会で母の真の仇がクリスティだったと判明するまでは思わせぶりな態度をとっていたあやねを疑っていたため、設定上の嫌悪感だけでなくシステムとして影響するバカンスシリーズでは両者共になかよし度が初期時点から最低状態になっている。それ以外のなかよし度はティナを除けば平均以上と高い傾向にある。愛犬がおり、クルーザー上で共にバカンスを過ごす姿も見られた。ザックに対しては『4』のラストで命を救ってくれた恩人となったため『X2』では顔を立てている。上述の誤解も含めて『4』まで立場上では敵対関係だった忍者たちに対しては『5』では支援し、結果的にかすみ、あやね、ハヤテたちが和解するきっかけを整えた。大会での最高順位は不明。デフォルトのコスチュームは、〈格闘〉……タイツスタイルのフリル&袖付きコルセットドレス、ライダースーツなどで、常に大きなリボンで髪を結っているが、『5』からは任意で外しストレートロングの髪型も選べるようになり、グラッシーズはレンズ底横からカーブしたテンプルが伸びる独創的形状をした銀色のリムレス眼鏡。〈バカンス〉…
出典:wikipedia
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