『スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd』(スーパーロボットたいせん スクランブルコマンダー ザ セカンド)は、バンプレストから発売されたPlayStation 2専用ゲームソフト。通称は『SC2』『スクコマ2』。キャッチコピーは「全てがリアルに!! 「新」直感戦略シミュレーション登場!!」。SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」の一つ。シリーズ内シリーズであるScramble Commanderシリーズの2作目にあたるが、『スーパーロボット大戦Scramble Commander』(以下、前作)とはつながりが無い独立した作品である。前作では従来のシリーズと違い、システムがシミュレーションRPGでなくリアルタイムストラテジーであり、ロボットはSDではなくリアルサイズの3DCGによって描かれているなど大きな変更がなされていたが、本作でもそれを踏襲している。タイトルロゴも「スーパーロボット大戦」よりも「Scramble Commander」の部分を強調したデザインになっており、従来のシリーズとは異なるジャンルのゲームであることを前作以上に強調している。システムは前作に比べ、小隊の人数が最大で8機になり、空中の概念が追加されるなど操作は複雑になったが、スタート時に難易度が選択できるほか、小隊内の1機を直接操作できるモードを追加するなど初心者に配慮した作りとなっている。また、「精神コマンド」や「気力」といった従来のシリーズ同様のシステムが追加された。★マークはシリーズ初参戦作品。シリーズ初登場は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』、『マクロスゼロ』、『神魂合体ゴーダンナー!!』の3作品。また登場作品には明記されていないが、『神魂合体ゴーダンナー!!』は続編の『神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON』の内容も含んでいる。『機動戦士Ζガンダム』はシリーズ全体で初めて劇場版のキャラクターデザインおよび声優を採用しており、劇場版公開以降の各種ガンダム関連のゲーム同様、同一作品内の世代交代を図っている。前作では各作品の主役級ユニットのみが登場していたが、本作ではこれらに加え、準主役、脇役のユニットも多く使用できるようになった。オリジナルキャラクターデザインは菊池晃が担当。また、『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』のクォヴレー・ゴードン役に引き続き、泰勇気がオリジナル主人公の声優を担当した。ネメシスシリーズの試作機。腰部ウィングが破損した状態で放棄されていたところを基地を調査中のケイジによって発見され、以降彼が搭乗する。腰部ウィングが修復されるまでは飛行が不可能であったが、修復されて以降は飛行可能となった。近接格闘・白兵戦に特化した機体であり、接近戦において高い能力を誇る。常人が搭乗すれば身体に激しい不調をきたし、死亡する危険性すらあるとされるのは、動力源として搭載されたセレスチアル・リアクターが原因である。感情をエネルギーに変換するシステムであるオリジン・ユニットの不完全なコピーであるこの動力炉は、適合者でなければ拒否反応が出てしまう。感情をエネルギー変換することに変わりはないのだが、次期特機の動力源としては不適切であると判断されたらしく、ネメシスシリーズは不採用に終わった。名称の由来は、かつてスサノオがヤマタノオロチを倒す際に使った剣「天羽々斬(あめのはばきり)」から。メインカラーはイエロー。目次へ移動する羽々斬の強化改良型。メインカラーは引き続きイエロー。背部に六角形型の大型エネルギーチャンパーが装着されたことにより余剰エネルギーの循環・再利用が可能となり、セレスチアル・リアクターからパイロットへの負担が軽減された(また、磁場形成により飛行ユニットも兼ねる)。メイン武器は両腕に装備された「屠竜之金剛剣」で、より素早い連撃が可能となっている。機動性・出力・防御力も向上しており、近接格闘においては破格の戦闘能力を発揮する。必殺技も2種類に増えている。ベース機の開発者であるソガ教授も『アスカロンとは違う方向性で完成度は上がっている』と評し、(不本意ながらも)本機の出来栄えを認めていた。目次へ移動するネメシスシリーズの量産機。羽々斬の完成形であり、同じく接近戦を得意とし攻撃力も高い。両腕の「エンダーズ・ブレード」がメイン武器。量産されており、たびたび主人公たちの前に姿を現した。7番機はユキムラ専用機であるためカスタマイズされているが、後に乗り捨てられ擬態獣に寄生される。なお羽々斬よりも大型。名称の由来は、聖ゲオルギウスが竜退治に使ったとされる伝説上の剣から。メインカラーはシルバー。目次へ移動するネメシスシリーズの最終完成機。無限のエネルギーと多元宇宙の構造を破壊する力を持ち、その力は真聖ラーゼフォンをも凌駕するという。搭乗者は破壊神と化したユキムラ。真聖ラーゼフォンを凌ぐ大型機であるが機動性は高く、華奢ながら防御力も高い。「オリジン・ユニット」を動力源とし、ワープ能力も備える。メイン武器は両腕の「デモニアック・タロン」。劇中では必殺技である「破滅の波導」により、全ての並行世界を一時的に滅ぼすという最悪の事態を引き起こしている。最終決戦でもAフォースの面々を終始圧倒し、「破滅の波導」の2射目で全てを滅ぼそうとする。だが、この機体の抱える唯一の弱点、人の手によって作られた兵器という一点より破壊から逃れられず、死を顧みず特攻してきたケイジの天羽々斬と相討ちになり、シュウイチロウ、そしてケイジ共々完全に消滅した。メインカラーは黒。目次へ移動するゲーム発売前に公式ブログの執筆者や各ゲーム系媒体の記者にゲームをプレイさせ、その体験談を公式サイトで公開した。公式ブログの執筆者からは、緑川光、置鮎龍太郎、水木一郎、各ゲーム系媒体からは週刊ファミ通編集部、ジーパラドットコム、ゲーマガ編集部、双葉社 攻略本制作班、電撃PlayStation編集部が参加している。第1弾CMは水木一郎が本作をプレイする様子を撮影したもの。第2弾のゲーム画面を使用したCMのオリジナルCMソングも水木一郎が歌唱している。
出典:wikipedia
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