矢内原 伊作(やないはら・いさく、1918年5月2日 - 1989年8月16日)は、日本の哲学者、評論家。矢内原忠雄の長男として愛媛県に生まれる。聖書のイサクに因んで名づけられた。東京府立一中、第一高等学校理科を経て、1941年京都帝国大学文学部哲学科卒業。1942年海軍予備学生。復員後サルトルやカミュに惹かれ、本格的に実存主義の立場で哲学を研究。また造形芸術に関心が深く、渡仏し彫刻家ジャコメッティと深い親交を持ち、多くの肖像画や胸像が製作されている。1948年宇佐見英治らとともに文芸誌『同時代』を創刊し、ジャコメッティのアトリエでの対話をはじめとする数々のエッセイを発表する。1969年、『ジャコメッティとともに』で毎日出版文化賞受賞。交遊関係も幅広く、日本洋画家の堀内規次と親友であった。1951年大阪大学文学部助教授、1966年同志社大学助教授、学習院大学助教授、法政大学文学部哲学科教授となった。1989年3月定年退職し、名誉教授となったが、その年に亡くなった。
出典:wikipedia
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