伊藤 一葉(いとう いちよう、本名:伊藤 家晴、1934年6月19日 - 1979年9月30日)は、兵庫県豊岡市(旧城崎郡竹野町)出身の手品師。兵庫県立豊岡実業高等学校建築科(現:兵庫県立豊岡総合高等学校)卒業。劇団を経営していた父親の影響で芸人を志し、松旭斎天佐天勝一座に入って旅回りの生活を6年間続けた。手品を始めたのは一座の手品師が高齢により舞台に出られなくなり代役を務めたからで、手品師の世界では珍しく師匠がいない。当初は手品だけを行っていたが、性分に合わず面白くなかったため、しゃべりながら手品をするようになった。その後、軽妙な話術にのせた巧みな手品で寄席やテレビで活躍。手品を見せた後にいう「この件について何かご質問はございませんか?」というセリフは流行語にもなった。1979年頃から入退院を繰り返し同年の9月8日の栃木市民ホールの舞台を最後に、胃癌により45歳の若さで亡くなっている。2015年現在、弟子である伊藤夢葉が舞台、演芸会で活躍。同時期に活躍した初代引田天功の「大脱出ショー」について、メディアを通じては常に否定的な姿勢を見せていたが、著書においては「大魔術に対して驚く人が圧倒的にいることを知っており、それを見通した上での彼らしい演出で雰囲気を盛り上げるのは他の手品師には真似出来ない」と評価している。また、同じ著書の中で「引田さんも私も手品を材料にして何かしら面白いものをやってみようという発想は同じで、片方は『大魔術』となり、片方は『手品をやらない手品師』ということになるのである」とも記している。一葉と天功は共に、生年は1934年、没年は1979年で同じ45歳で没している。
出典:wikipedia
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