ラム(Ram)は、1971年に発表されたポール・マッカートニーとリンダ・マッカートニーの共作アルバム。全英で2週1位、全米2位を記録する。ポールとリンダのユニットとされるアルバム。前作同様、多くの楽器をポール自身が演奏しているほか、後にウイングスのメンバーとなるドラマーのデニー・シーウェル、セッション・ギタリストのデヴィッド・スピノザとヒュー・マクラッケンが参加したニューヨーク録音も含み、ニューヨーク・フィルハーモニックによるオーケストラ演奏がアルバムに彩りを加えている。リンダは全編に渡りコーラスを担当し、数曲でポールとデュエットしている。イギリスでは、2週連続第1位、アメリカの「ビルボード」誌では、最高第2位を獲得しているが、トップ10内に24週間もランクされるロング・セラーとなった。1971年度年間ランキングでは第38位。「キャッシュボックス」誌でも、最高第2位を獲得し、1971年度年間ランキングでは第9位を記録している。アメリカでは100万枚以上のセールスも達成した。後に『パーシー“スリルズ”スリリントン』名義(ポールによる変名プロジェクト)でリリースされたクラシックアルバム『スリリントン』は、本作をオーケストラ演奏でカバーしたもの。『アンクル・アルバート〜ハルセイ提督』は、アメリカでシングル・カットされ1位になり、グラミー賞では最優秀アレンジメント賞を獲得。また、イギリスでは『バック・シート』がシングル・カットされ、最高位39位を記録している。さらに、日本では『出ておいでよ、お嬢さん』が独自のシングルとしてカットされている。このように、各国の特色に合わせるように、それぞれのシングルがカットされている。尚、ボーナス・トラックには、ポールのソロ・ファースト・シングル『アナザー・デイ』が収録されている。イギリスで2位、アメリカ5位を記録した。
出典:wikipedia
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