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1990年中華民国総統選挙

1990年中華民国総統選挙(ちゅうかみんこくそうとうせんきょ)は1990年3月21日に実施された中華民国の総統選挙。選挙方式は選挙により選出された中華民国国民大会代表(国大代表)を通して投票される間接選挙であった。投票は台北陽明山の中山楼で行われ、副総統選挙も同時に実施された。副総統選挙は総統選挙と独立に行われることになっており、総統と副総統の候補者が一括して立候補登録を行うものではなかった。投票の結果、中国国民党候補者である李登輝が641票を獲得し第8期中華民国総統に就任した。翌日に行われた副総統選挙では国民党の李元簇が当選している。国民党内部では、当初李登輝の再選については反対がなく、空席になっていた副総統候補人事が焦点となっており、行政院長だった李煥の指名が予想されていた。しかし李登輝は当時総統府秘書長であった李元簇を指名する方針を表明したため、反発した外省人(郝柏村、趙少康など)を中心とする非主流派は、2月11日に開催された党推薦候補を決定する臨時中央委員会全体会議で本省人の林洋港を総統候補に擁立する画策を秘密裏に進め、これを事前に察知した李登輝ら主流派との間で「2月政争」が発生した。李登輝は本省人に加え、宋楚瑜、馬英九などの若い外省人政治家の支持を得て多数を確保し、会議の席上では、非主流派から提案された投票による採決が否決され、従来の起立採決により、李登輝が満場一致で総統候補に選出された。非主流派は引き続き無所属候補の擁立を模索し、40年にわたり国大代表を務める滕傑が国大代表の一部勢力と共に林洋港(総統候補)及び蒋緯国(副総統候補)の選挙参戦を発表した。両者は参戦するが選挙運動を行わないということで一旦は同意したが、3月9日に林洋港が推薦辞退を公にしたことで対抗馬擁立は失敗し、李登輝及び李元簇に対する信任投票となった。3月21日午前、中華民国第八任総統選挙が行われた。国民党候補の李登輝への信任投票を行い752名の国大代表中668名が投票、641票の絶対多数票を獲得して当選した。また翌日行われた副総統選挙では李元簇が602票を獲得し当選している。この選挙に際して起こった政争はそれまであいまいであった国民党主流派(李登輝派)と非主流派(反李登輝派)との対立を表面化させ、選挙による信任を得た李登輝は、学生デモ「三月学運」の代表者と会見、動員戡乱時期臨時条款の廃止、野党勢力を含む広範な「国是会議」の招集などを約束し、「本土化」路線の推進姿勢を明確にした。

出典:wikipedia

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