ゴナイーヴ (Gonayiv) はハイチ北部の都市、アルティボニト県の首都。2003年の人口は約 104,825 人 （調査値）。ゴナイーヴの名はタイノ人の村ゴナイボ ("Gonaibo") による。ゴナイーヴは2004年2月の反乱で「アルティボニト革命抵抗戦線」の支配下に置かれた。2004年9月にはハリケーン・ジーンがこの町にも洪水と泥流をもたらした。ハイチ全土で 3,006 人が犠牲となり、ゴナイーヴでは最大の 2,000 人が亡くなった。全ての建物が被害を受け、25万人が家を失った。ゴナイーヴ湾の名前もこの町に因む。サッカーハイチリーグのルラドの本拠地である。ハイチ革命の重要な戦闘であるラヴィーヌ＝ア＝クラヴルの戦いは1802年ゴナイーヴの近郊で行われた。ゴナイーヴはジャン＝ジャック・デサリーヌが1804年1月1日にボワロン＝トネールの起草したハイチ独立法を読み上げ、フランスからの旧サン＝ドマング植民地の独立を宣言した「ハイチ独立の都市」としても知られている。デサリーヌの妻マリー＝クレール・ウルーズ・フェリシテは1858年8月にここで亡くなった。

出典:wikipedia