天才・秀才・バカ(てんさい・しゅうさい・バカ)は、文化放送にて1972年10月〜1978年3月まで放送されていた『谷村新司→谷村新司・ばんばひろふみのセイ!ヤング』の番組の名物であった、いわゆる三段オチの投稿企画の一つである。『セイ!ヤング』以後も、同じ文化放送の番組『青春大通り』『青春キャンパス』に本企画が受け継がれ、放送され続けていた。このコーナーのコンセプトは、「星の数ほどのマイナーと少数精鋭のメジャー」である。ことに、その後の谷村のイメージを決定付けたといえ、終了後も「谷村=(イコール)スケベ」というイメージで見られている。元々番組宛に来たある投稿が番組内で好評だった為、同様の投稿が次々と集まった事により誕生した。リスナーから面白い話を募り、映画『燃えよドラゴン』のメインテーマ曲をBGMにしながら紹介し、その話からMCの谷村新司・ばんばひろふみが「天才」・「秀才」・「バカ」の3段階に分けて採点するというものだが、ほとんどが実にくだらない話であったため、「バカ」採点が多かったという。なお最初にBGMに使われていたのは、三波春夫の『おまんた囃子』だった。「バカ」採点の投稿は下ネタ系がほとんどで、2000年代以降のテレビでは放送できないものもあった。事実、フジテレビの「メントレG」でこのコーナーを収めたVTRが放送された際、谷村が「バカ」投稿を読む部分には、放送禁止音声(一例として…「銃声音」が被せられて…谷村が「バカ」と採点)が被せられていたほどである。ただ、三段オチに限らず一発ギャグ的なネタも多く読まれていた。このコーナーが上記の番組で放送されていた頃は、KKベストセラーズから書籍化されるほど人気が高く、終了後も『セイ!ヤング21』、『セイ!ヤング ネクステージ』、『セイ!ヤング・オールナイトニッポン Are you ready? Oh!』、『サンデースペシャル にちよう道楽王』などで復活放送されている。後年、谷村がラジオ番組『コサキンDEワァオ!』へゲスト出演した際、「このコーナーを真似たものがメディアを問わず多数出てきたものの、一時的なものも含めてほとんどが失敗に終わっている」と語っている。
出典:wikipedia
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