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東京都交通局10-000形電車

東京都交通局10-000形電車(とうきょうとこうつきょく10-000がたでんしゃ)は、東京都交通局(都営地下鉄)新宿線で使用されている通勤形電車。形式名は、東京都交通局の公式発表によると-(ハイフン)を抜かして「いちまんがた」と読むことになっている。1971年(昭和46年)に試作車が製造され、走行試験のため三田線に搬入された。その後、1978年(昭和53年)から新宿線の開業準備により量産車の投入が開始され、試作車も台車を交換した上で同線に転属する。そして、路線延長、8連化、列車増発などで徐々に増備を続け、1997年(平成9年)までに8両編成28本の計224両が製造された。しかし、初期に導入された車両(車両の変遷参照)は内部構体に普通鋼を使用するセミステンレス構造のため老朽化が進んでいたため、試作車両の4両を含む1979年(昭和54年)までに製造されたセミステンレス車108両は2004年(平成16年)12月から2006年(平成18年)8月にかけて順次新型車両の10-300形と10-300R形に置き換えられた。20m片側両開き4扉の車体である。座席はすべてロングシートである。側扉窓ガラスは金属支持である。当初から冷房車または冷房準備車として設計され、屋根や天井が当時の地下鉄車両としては高い。客室床面には主電動機点検蓋(トラップドア)が設置されている。T型ワンハンドルマスコンで力行4段・常用制動7段と非常制動1段である。TNS装置のモニタ(時刻や次の停車駅などを表示する画面で、新宿線内・京王線内共に使用される。)は当初デスクに設置していたが、京王形ATC導入に伴いモニタは運転台後部に移設され、代わりに京王形ATC関連の表示灯が設置された。元々、速度計は黒地だったが、デジタルATC改造車は白地の物に交換された(共に最大目盛は140km/h)。なお、デジタルATCに改造されなかった先頭車は10-300R形先頭車に差し替えられた6本とデジタルATC化時に運用を終了した1本のみで、それ以外の編成はデジタルATC化の上で引き続き使用されている。乗務員室と客室の仕切りは中央に乗務員室扉、その両脇に窓が配置されており、このうち運転席反対側は2段窓となっている。いずれの窓にも遮光幕が設置されている。なお、京王形ATC導入に伴うモニタ移設の関係上、運転席背後の窓は化粧版でふさがれている。6M2T(電動車6両・付随車2両)の8両編成で、車種は本八幡方からTc1+M1-M2+M1-M2+M1-M2'+Tc2(+の所で分割可能)である。制御装置はM1に、補助電源用の電動発電機(第19編成からは静止型インバータ)はM2に、空気圧縮機はM2とM2'に搭載される。集電装置(菱形パンタグラフ)はM1に搭載されるが、2・6号車は2基、4号車は1基である。車両番号は、2桁の数字の後にハイフンを置き、その後に3桁の数字を配置している。ハイフン以上の2桁は形式を、ハイフン以下の3桁のうち、上2桁は編成番号を、下1桁は編成内の順位を表す。編成順位を表す数字は、本八幡方から0 - 2、5 - 9で、3と4は10両化用に欠番とし、6両編成時は7と8も欠番としていた。2011年4月時点では本形式での10両化には至っておらず、10両での運用は京王帝都電鉄(現・京王電鉄)の6000系8+2編成(2010年度末までに9000系に置き換え)と9000系10両編成、そして後から10-300形の10両編成で賄われるようになっている。ただし、10-300R形への組み替えの過程で3・5次車を抜き取ったセミステンレス車6両に10-300R形暫定編成に組成していたセミステンレス車4両を挿入して京王相模原線の若葉台から新宿線の大島へ10両編成で廃車回送したことがあった。本形式は、1971年(昭和46年)から1997年(平成9年)まで27年にわたって製造されたことから、車両の製造時期ごとに外観などにおける相違が見られる。また三田線6300形とほぼ同タイプのLED・2段表示式の車内案内表示器をドア上部に千鳥配置で設置された。この8次車の車内表示器も7次車と同様に京王線内では長い間行先表示のみの対応だったが、2006年から停車駅案内機能など新宿線内と同様の表示が可能になった。10-300形と同様に新宿線と京王線とでは若干表示が異なるが、停車中の表示は両線とも同様である。8次車の登場により、1998年頃から試作車から2次車までの編成(4次車以降の中間車を含む)が更新され、現在は3次車以降にも更新車が出て来ている。普段乗客の目に触れる部分の内容は以下の通りである。座席モケットの張り替えと車両番号表記色は3次車以降も同じ時期に先行して変更された。その後3次車以降ではつり革の増設工事を追加している。2009年度からは10-220F・10-230F・10-240Fの3編成を対象に更新工事が施行された 。7・8次車と同様に車外スピーカーの設置、前面・側面行先表示器のLED化が行われた。側面行先表示器については車端部から車体中央部へ移設されている。また、10-300R形と同様の車内案内表示器、自動放送装置、ドアチャイムが新設されている。1999年春頃、2次車編成で2段窓の下段部分にビールの広告を貼り付けした編成が数本存在していた。当時はまだ東京都の屋外広告条例による規制が厳しい時期であり、都営バスでの「ラッピングバス」が登場する前であったためかなり異様な状況だった。その後は車体にシールを貼付する方式を採用したため、車体広告の中でも珍しい部類に入っている。この車体広告は新宿線以外の都営地下鉄各線でも実施されていた。この車体広告に使用したシールの素材は、その後都営バスの降車ドア後方窓に貼付するようになった「みんくる」シールと同様に「外側からは内側が見えにくいが、内側から外側は見える」特殊な素材を使用し、車内からの視界は確保されていた。本形式の車内に掲出されている地下鉄路線図は、登場当初はドアと窓の間にある座席上の広告枠のうち1枠を使って掲出していた。しかし、10-300形が登場した頃からは新宿線の路線図と共にドア上部に掲出している。2005年のD-ATC導入に合わせ、3 - 8次車では車上装置の交換が進められた中、試作車と1・2次車は車齢の低い中間車を残すと共に先頭車両を新製し、他の中間車と編成を組み込むことで10-300R形が登場した。それ以外の車齢の高い車両は廃車とし、編成が不足することから、すべて新造車による10-300形が登場している。長らく10-300R形に組み込んだ車両以外は各停の種別表示はされていなかったが、10-220F - 10-240Fは更新工事を施工した時に、残りの編成も2013年2月22日の京王線ダイヤ改定に合わせて各停の表示をするようになった。京王線用のSR無線アンテナの形状は当初棒形だったが、ATC機器更新の際に無線設備の更新も行われた関係で逆L字形に取り替えられた。また、枠状無線アンテナも一部編成で撤去が行われている。2010年2月22日に発表された東京都交通局次期経営計画「ステップアップ2010」、および2013年2月に発表された「東京都交通局 経営計画2013」において、2013年度と2015年度に新宿線の車両計6編成を新型車両に置き換える計画が発表された。2013年度は10-300形3次車の導入に伴い、10-190F - 10-210Fが廃車となった。2016年度は10-300形5次車の導入に伴い、10-220F・10-230Fが廃車となった。これにより、2016年10月時点で在籍する編成は、10-240F - 10-280Fの5編成となっている。

出典:wikipedia

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