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海兵遠征部隊

海兵遠征部隊(かいへいえんせいぶたい、Marine Expeditionary Unit、MEUとは、アメリカ合衆国海兵隊の海兵空地任務部隊 (MAGTF) の一種。常設されている最小規模の部隊で、海兵遠征旅団(Marine Expeditionary Brigade、MEB)よりも小さく、危機対応特別目的海兵空地任務部隊(SPMAGTF)よりも大きい。他の日本語訳には、"海兵隊遠征大隊"'や"海兵機動展開隊"がある。なお、以前は"海兵両用部隊"(MAU: Marine Amphibious Unit)と呼ばれていた。海兵遠征部隊(MEU)は、増強された海兵隊歩兵大隊を基幹として、混成ヘリコプター飛行中隊、兵站部隊、そして司令部部隊より編成されている。指揮官は海兵隊大佐、総兵員は約2,200名で、アメリカ陸軍の旅団戦闘団のほぼ半分の規模、日本の陸上自衛隊では連隊戦闘団(RCT)に相当する。MEUの特徴は、このような低い階梯において、航空・地上戦闘部隊と兵站部隊とを統合し、独立した作戦行動能力を有する戦闘単位として常設したことにある。MEUの地上部隊は、1個歩兵大隊を基幹として、砲兵・戦車・工兵などの各兵科を加えた諸兵科連合部隊であり、独立した作戦単位として戦闘可能である。MEUはまた、部隊を空中機動させ、また直援火力として期待しうる規模の航空戦力を有している。また、MEUは、独自の兵站部隊によって、15日間に渡って完全に独力での作戦行動が可能となっているが、長期間にわたって、その火力の全力を発揮し続ける正規戦に対応する能力は備えていない。このように、小規模の部隊で統合作戦能力を実現したことにより、MEUは、アメリカ合衆国の政治指導者に対し、地域紛争、さらには戦争以外の各種活動について、まったく新しい選択肢を提供できるようになった。MEUは、海軍の遠征打撃群 (ESG) に組み込まれることで、これらの事態に対処するための最善の即応兵力となる。このとき、MEUはESGの揚陸艦に乗艦して、洋上機動によって紛争地域の沖合いまで進出し、上陸用舟艇および航空機によって上陸、展開する。この際、MEUの航空兵力およびESGの艦対地火力がMEUの展開を援護し、また、ESGの護衛艦は、イージスシステムによって、地対地ミサイルから有人攻撃機に至るまでの航空攻撃から、地上に展開したMEUを防衛することができる。これにより、アメリカ軍は、紛争の早期の段階で、沿岸域から地上の戦闘空間の全域にわたって支配を及ぼし、また、後続部隊のための橋頭堡を確保できる部隊を迅速に配備する能力を手に入れた。地上戦闘部隊(Ground Combat Element、GCE)は、MEUにおいては、大隊上陸チーム(BLT)を中核とした諸兵科混成部隊である。1個歩兵大隊(972名)を基幹として、戦車、対戦車、砲兵、軽装甲偵察、水陸両用強襲、工兵の各部隊を有しており、兵力は通常1200名程度である。航空戦闘部隊(Aviation Combat Element、ACE)は、MEUにおいては、3つの他の型のヘリコプターと1つの分遣S/VTOL部隊によって増援された中型/重量級ヘリコプター飛行隊により編成された海兵隊混成飛行隊(強化)である。以下の航空機を含む。兵站戦闘部隊(Logistics Combat Element、LCE)は単独での作戦に必要なあらゆる兵站専門の部隊である。医療、歯科、整備、工兵、その他の技術の専門である。戦闘補給支援グループ(MEU Service Support Group、MSSG)とも通称され、また、かつては戦闘補給支援単位(Combat Service Support Element、CSSE)と呼ばれていた。指揮部隊(Command Element、CE)は、海兵遠征部隊司令官とその幕僚を含み、他の3つの実戦部隊に対し指揮統制(Command and Control)を行なう。その中には海軍砲火、偵察、監視、特殊通信、電子偵察、広報活動の特別な分遣・協力部隊が含まれる。近年は海兵遠征部隊は中東と西太平洋において遠征打撃群(Expeditionary Strike Group、ESG)の一部として、そして紛争や戦争が無ければ定期的に大西洋とインド洋にほぼ6ヶ月間、派兵されていた。遠征攻撃グループは通常、ミサイル巡洋艦(CG)やミサイル駆逐艦(DDG)、原子力潜水艦(SSN)に護衛され、必要な将兵を乗せた3隻の両用戦艦船より編成される。なお、ESGの編成が開始される以前は、洋上展開する海兵遠征部隊は、両用即応グループ(Amphibious Ready Group、ARG)の一部として派遣されていた。現在のESGは、ARGに水上戦闘群(SAG)を編入したものと言うことができる。

出典:wikipedia

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