LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

幸袋線

幸袋線(こうぶくろせん)は、かつて福岡県鞍手郡小竹町の小竹駅と飯塚市の二瀬駅の間を結んでいた、日本国有鉄道(国鉄)の鉄道路線。赤字83線に指定され1969年に廃止された。廃線まで全線非電化路線であり、1957年2月1日のダイヤ訂補で、時刻表には全ての旅客列車が気動車による運行と表記されている。担当機関区は直方機関区。1967年10月1日改正のダイヤ以前までは直方からの上り直通列車が、1968年10月1日改正のダイヤ以前までは若松からの上り直通列車が筑豊本線から漆生線漆生行きの列車に併結運転でそれぞれ一日に一本運行されていた。下記は1968年10月1日ダイヤ改正時、旅客列車の時刻表。1968年9月4日の国鉄諮問委員会から提出された意見書により赤字83線に指定された幸袋線は、飯塚市中心部ではなく小竹・直方方面へ路線が延びていたため、地域交通の流動の主要ルートからも外れており、1967年度の収支係数は740、つまり100円の収入を得るのに740円かかるという大幅な赤字路線であった。だが、周辺の炭鉱の閉山が相次いだとはいえ、毎日110トン(貨車7両分)の貨物輸送と143人の通勤通学客の利用があった。しかし、終点の二瀬駅からは嘉穂郡穂波町(現・飯塚市)の日鉄鉱業二瀬炭鉱まで貨物線が延びており、ほぼ線路が飯塚市を分断していることから市の発展を妨げているとされ、飯塚市でも廃止の方向が強まった。そこで国鉄門司鉄道管理局と飯塚市役所の担当者が、貨物輸送に利用している会社や通勤通学者の家を1軒1軒訪問し、廃止の同意を取り付けた。沿線の二瀬・幸袋地区でも廃止のうえ道路を整備してほしいとの声があがっており、反対運動は起こらなかったようである。その後1969年3月18日に飯塚市議会が幸袋線廃止の意見書を採択、同年12月7日のさよなら列車の運行をもって廃止された。幸袋線は赤字83線の中で最初に廃止された線路となり、この廃止までの動きはその他の線路廃止の取り組みのモデルともなった。全駅福岡県に所在。接続路線の事業者名、所在地は幸袋線廃止時点のもの。小竹駅から約2kmほどの区間は筑豊本線と並行していたが、その並行区間から目尾駅跡までは現在でも一部を除き線路が残っている。それ以外の区間はほぼ完全に道路化されている。幸袋駅跡は飯塚市が使用する資材倉庫、新二瀬駅跡と二瀬駅跡はガソリンスタンドになっている。いずれも駅跡を示すようなものはないが、二瀬駅跡にはわずかながらホームが残っている。2014年3月現在、西鉄バス筑豊が運行している路線バス(系統番号1)が小竹 - 幸袋間で線路跡の市道などを通っている。幸袋 - 二瀬間は、飯塚市コミュニティバス頴田・飯塚線が幸袋公民館、二瀬公民館の各バス停を経由し連絡している。

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。